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うつ病なので、年賀状書くのをやめました 年賀状じまい

うつ病10年選手カナです。

時候上、全くタイムリーな話ではないので恐縮ですが、うつ病で毎年年賀状書くのがめんどくさくて、例年、若干嫌々年賀状を書いていました。

年賀状書くといっても、自分から積極的に年賀状を書く作業は、社会人になったあたりで仕事が忙しくなりすぎて既にやめているので、自分の実家、学生時代の友達で年賀状くれる人、義理の親戚など5枚程度しか最近出してなかったんですけど、うつ病により、それすら面倒になってきてしまい、去年「年賀状じまい」の年賀状を出して、年賀状を出す作業を終了することにしました。

具体的には、新年のご挨拶メッセージと共に、

「誠に勝手ながら、本年で、どなた様に関しても年賀状をお送りするのを終了させていただきます。今まで年賀状をくださった全ての方に心よりお礼申し上げます。」

というメッセージを添えました。

私が年賀状を出している相手は、私がうつ病であることを知っている人も知らない人も両方いるのですが、「うつ病のため」など理由を記載すると、かえって心配される可能性があるので、理由は記載しませんでした。しかし、いきなり年賀状じまいのハガキが送られて、相手はびっくりしたり、嫌な気分になってしまうかもしれないなあとは想像し、年賀状じまいしたいんだけど、躊躇してた部分があったのですが、「ご気分悪くされたらごめんなさい」と内心思いつつも、去年思い切って「年賀状断ち」をしました。

最近、年賀状じまいする方が増えているようですが、年賀状じまいをする方は、主にご高齢の方が終活の一環としてやる場合が多いと思います。

私の場合は、うつ病で、自分の身の回りのこととか、家事をやるのもしんどいので、生活上の「やってもやらなくてもどうでも良い(やめても問題ない)、優先度の低い作業(この場合は年賀状)」ことを、(言葉悪いですけど)少しでもリストラして、生活上やらなくてはならないことに集中したい、と思う気持ちが年々強くなってきてしまったのが最も大きな理由ですが、その他にも

・新コロがブレイクしていて、人々が手を消毒しながら生活してるのに、(ウイルスが付着する可能性がある)紙を送り合うという、社会情勢と矛盾した風習を続けているのに少し疑問を感じたから

・他人の近況にあまり関心が無い

・年賀状を続けていて良かったなと感じた成功体験みたいなものが無い

・習慣だから送ってる感満載の、やっつけ感のある年賀状もらってもあまり嬉しく無い

・昔と違って今メールとかSNSとかあるんだからそれでいいんじゃない?

・年末になると、「年賀状書かなきゃ」と若干憂鬱な気分になるから

・虚礼廃止の一環

というのが「年賀状じまい」の理由です。

夫の「年賀状じまい」の話を事後報告したら、若干否定的なニュアンスの返答が返ってきましたけど、「だったらお前が代わりに書け、私だって健康体だったら年賀状くらい書けるわ!」と思いました。

世間一般的には「人との縁は大事にすべき」みたいな考え方が多数派なんだと思いますが、「人との縁を大事にする作業」というのも、その人が健康体だからできるんであって、病気だとなかなかしんどいのも本音です。

という訳で、別に高齢だからという理由だけでなく、年賀状はやめたくなったら別にやめてもいいんじゃないかな、という話でした。


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