うとQ世話し この期に及んで、恥も外聞もなし

2021/3/4
(うとQ世話し この期に及んで、恥も外聞もなし )
今を遡ること7年前に起業する前年、つまり今から8年ほど前に起業コンセプトとして以下を草案致しました。
「世の中で就業している期間が中心の社会、それを就業期間社会と名付ける。
その期間内に位置する人々は、仕事で忙しくなかなか耳を傾けてもらえそうもないので、むしろ就業期間社会という中心部ではなく、そこから離れ、又は疎外されている「辺境部」に位置する(或いは位置せざるを得ない)人々に着目して事業を興そう。
というのも、渦中である中心にいるより、辺境部の方が却って者がよく見え、聞こえている可能性が高いであろうから。
そうして目的は、辺境部にいる我々(と呼ぶ事由後出)の目を通して、その目に映る「どう考えても、何となくおかしくなりつつある様に思える今の「拝金社会」の流れを変えたい。自分個人のレベルで言えば「この不快感と、ある種の義憤のようなものを解消したい」という思いからである」
としました。
当時、その辺境部に位置する(或いはせざるを得ない)立場の人、即ち事業対象層として
社会から脇にどかされたうつ病罹患者さん(というのも自分自身が12年間うつ病を罹患していたからです)、就業期間社会に入る前の学生さん、就業期間社会から退出した退職者さん、それと可なり酷い条件で就労している欧米系以外の在日就労外国人さんらを想定いたしました。
そうして、それぞれの対象分野でコンサルタント業務等の事業経験をした後、現在では、今コロナ渦に於いて在日外国人就労に関わる仕事をしております。
具体的には「カリー屋という飲食事業(での雇用創出)」です。
スローガンは
「国際間、世代間、たまたまあなたのお隣にいる人との間の交流(コミュニケーション)事業」
です。
之を一里塚として、何となくおかしく感じられる今の世の中の流れを変えていこうという事です。
それはさておき、今コロナ渦でいろいろな経験をし、又いろいろな困難に遭遇する中で、事業対象と言うより視界範囲をもう少し拡大する必要性を感じ始めました。
どういうことかというと、就業期間社会という中心部に向ける辺境からの目線に、今挙げているうつ病罹患者さん、学生さん、退職者さん、在日就労外国人さんらの目線、視野、視界に加えて
こどもさんと動物(人間以外の生き物)くん達の目線、視野、視界
を加える必要性です。
誤解を招くといけないので、言われる前に申し上げますが、上記追加の二者は事業対象ではありません。あくまでも目線、視野、視界の拡大のためです。
そうして「なんか変な世の中の流れを変えてみたい」という目的そのものは、一向に変えてはおりません。
こういった考え方や源氏に対して、それが大風呂敷と言われようと大言壮語の誇大妄想狂であるといわれようと、一向にかまいませんので。
なにせ、既に棺桶に片足突っ込んでいるじいさんですから、恥も外聞もなくなっているのです。


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