見出し画像

(オマケの英語教室 dragon)

2021/10/22-1
(オマケの英語教室 dragon)
最近、蛇やヤモリ、トカゲなんかによく出くわします。それにくわえて昨夜はお店に行く途中の草藪で狸に出くわしました。
そんなものに出くわすのも此処が川崎市とは思えない程田舎だからです。
ところで蛇の英単語はsnakeである事は余りにも有名なので知っているのですが、ヤモリを含めたトカゲ類の英単語が何か等と云う事は当然知りません。
勿論ネットで調べれば直ぐに分かるのですが、いつも通りそれではつまらないので敢えて調べず、外国人と話す時には自分が知っている範囲の単語とジェスチャーを駆使して話しております。
此処で自分が知っている英単語と云えばタモリのものまねで有名になったiguanaとか、ちょっと無理があるかもしれませんがtiny dragon(ちっぽけな龍)と言う単語を使って話しております。
あと、実際に出くわした訳ではありませんが同じ爬虫類仲間の恐竜の事はsaurus(ザウルス)を使っております。
自分が知っている恐竜の名前にはチラノザウルスとかブロントザウルス等、末尾がザウルスで終わる場合がありそれを拝借しております。
しかしこれ程大雑把な言い方をしても結構通じるから面白いです。
ところで今日のお話はその中のdragonのお話しです。
まず龍を英語でdragon(ドラゴン)と言うのを聞いて思ったのは
「西洋に龍なんて云う概念があったんだっけ?」
と言う事でした。
龍というのは想像上の生き物であるのは知っておりました。
しかし我が国や中国では実在の有無に拘わらず最もポピュラーな生き物です。
例えば我が国では昔やっていた「まんが日本昔話」のイントロ映像には龍が出てきましたし、横浜の中華街や長崎の「おくんち」祭りには必ず龍が出てきます。
その龍が西洋で英単語に迄なっているのは恐らく昔「月の沙漠」を越えてやってきた隊商や「東方見聞録」で有名なマルコポーロが伝えたからかもしれません。
それはさておき、何故龍を英語ではdragonと言うのだろうと思い二通り考えてみました。
一つは長崎の「おくんち」や中華街のお祭りで連打される鐘の「銅鑼(どら)」にpentagonペンタゴン(pentaは5で5角形をした建物からアメリカ国防省を別称)やwagonワゴンに出てくる「形を意味する-gon」がくっついたという考え方。
というのは中世に我が国に渡来した西洋人に取ってはお祭りに出てくる作り物の龍よりもガンガン鳴らされる銅鑼の音の方が印象的だったからではないかと云う思いつきからです。
一方今一つの想像は、勿論「ドラえもん」の「ドラ」から等という物ではなく、幾分英語学的にdraft(ドラフト、くじを引く)やdraw(絵を描く、線を引く)やATMに英語表記で書いてあるwithdrawal(お金の引き出し)に共通するdraつまり「引く」にgonが着いた物という想像です。
これは何の事かというと
天に昇る龍の姿を「天から引き出された(引き上げられた)姿」として「引くのdra」と「姿形のgon」がくっついてdragonになったのではなかろうかと云う本日の想像で御座いました。


よろしければサポートをお願い申し上げます。戴いたサポートは自分が書く上での活動費として使わせていただきます。