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(うとQ世話し A interest to 10k years ago: 10k years ago our progress stopped. Then what is “progress”? ところで、進化ってなに?)

2022/7/26-5
(うとQ世話し A interest to 10k years ago: 10k years ago our progress stopped. Then what is “progress”? ところで、進化ってなに?)
一通り人類史を概観して参りましたので此処で本題の
「(人類の)脳は1万年前から進化していない」
に戻りましょう。
記事を書きながらも上記の文言について色々角度を変えて考えてはみたのですが、どうも今イチ納得がいく視点が見つかりませんでした。
いや仮に1千年前と言われても百年前と言われても昨今の目間苦しい新技術の登場や新手法の開発ラッシュを目の当たりにするとどうも実感的に納得がいきませんでした。
譬え1年前からと言われても「日進月歩」感からすると違和感を抱いたでしょうから。
そこでアプローチの方法を替えてみました。
曰く
「ところで進化とはなんぞや?」
と。
まず思い浮かぶのは
「以前よりも優れた能力の獲得」
しかし是では今の実感を変えるには足りません。日進月歩に因んで「以前よりも進んだ能力の獲得」と置き換えられますから。
そこで以前記事で書いた定義を充ててみました。
「適者生存。即ち環境の変化に適応するものだけが生き残る」
の内の
「環境の変化への適応(変形、変異、変身)」
を当がうとすれば
「1万年前に人類が火を味方につけて以来その加護の下、人類は大きな環境変化をもろに受けずに済んできた。
環境が激変しなければ環境変化への適応はいらなくなる。環境変化への適応を進化と呼ぶなら、環境そのもの、つまり進化の起因そのものがないのだから進化は起こらない」
是が正しい解釈だとすれば
「人類はこの1万年基本的には安定モードだった」
と言い換える事が出来ましょう。
しかし昨今、以前の記事でもお話ししました様に「不動不変と思われた季節の到来順そのものが変わりつつある様な「大きな曲がり角」に差し掛かっている予感もあります。
是は火の功罪の罪の部分が齎した1万年後の「大きな環境変化(主に地球温暖化)」の名に値するレベルのものであれば、新たな適者生存要件を見出して適応する「又と無い(再)進化のチャンス」に臨んでいるともいえそうです。
もし、仮にそうだとすると我々は適者生存要件を満たす為に今の生活や価値観、生き方も含めて激変せざるを得ない事態をも念頭に置く必要がありそうです。
恐らく今迄の派生や亜流レベルの解では「全く」事足りないでしょう。
そちらの解を求める方が将に「完全なる無駄」
なので、今盛んに喧伝されている「おいしい話」や「お手軽簡単便利で即効お役立ち」的なものはまず何の役にも立たないと思います。
視点、視界、視座を根底から変えなくてはならいという意識変革がDX(Digital transformation)の「D=DigitalのD」が付くか否かに関わらずtransformation(変形、変異、変容するほどの大変革)が何よりもまず喫緊の課題であり、その解決策の叩き台作りが強く求められる所以の様な気がしております。
どの位急がれているかと申せば
世界最終時計の残りが後ほんの数分である位、我々に残されている時間は殆どないというレベルの「早急さ」で。


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