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(うとQ世話しお知らせ 11/9「原稿用紙3枚以内掌編小説シリーズ82「外野ラガーが申すには」発売)

2022/10/28-3
(うとQ世話しお知らせ 11/9「原稿用紙3枚以内掌編小説シリーズ82「外野ラガーが申すには」発売)
●案内文(本文、序からの引用) 
「芭蕉の俳句が手本。このコンセプトを活かし、今少しガイド的な言葉添えをした新しい表現形式が出来ないものか?」
で、今回からその訓練がてらに掌編小説を原稿箋3枚以内で書き表すトライアルを始める事に致しました。

●2022/10/28-2本日のオマケ記事
(オマケの英語教室 trace)
今日も又、ですが本編中で「手本」と書こうかどうか迷った箇所があり、矢張り「手本」だとちょっと強すぎると感じたので「手習い」(その個所では参考手習いと書きましたが)と書き改めました。
手習いは、自分の中では「書写本」即ち「お手本通りに書き写しをする」イメージでした。
確かに其れもどうかと思いましたが、結局皆様がお読みになられた時に感じるであろう「手本」と言う言葉が醸し出す「押し付けがましさ」を避けるために、あまり納得はしなかったのですが「手習い」と言う方を採用いたしました。
処でこの「手習い」英訳しますと、ジャストではありませんがtrace(原本のなぞり書き。動詞は「なぞる」)
敢えてそれを持ち出したのは、実はその言葉に一つの思い出があるからです。
その話とは、自分が若い頃付き合っていた彼女がトレースのアルバイトをしていて、その折どう考えても原本の設計図そのものが間違いである箇所に気付き、上司に相談したところ、その上司は
「お客さんから渡されたものの通りにしろ。余計な事はするな」と言われ、煩悶の末高額なアルバイトを自ら辞したという話で、50年近くたった今、その話を思い出しまして、何故か結構熱い気持ちになりました。
その娘を好きになった理由は到底特定などできませんが、それに加えて更にこの時に感じた「へぇ」がその気持ちを深めさせ「絶対何があってもこいつだけ守ってやろう」と顔を上気させた記憶があります。
「昔は二十歳そこそこでも、そして貧しくてもサムライな娘がいたんだなぁ」
ととても懐かしい気持ちになりました。
当然今もいるのでしょうが、5年程前に話をした高校生アルバイトの女の子一人を除いては、此処5年程そういった方に、久しくお目にかかっておりません。
Main aim of tracing work is not to trace merely but to check for mistake finding out, also I think She said.

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