東大生、音楽を語る - 第3回
どうも。このブログの大半の記事を執筆し、くそ記事を量産している中の人です。
今回はあるお方に協力していただき、ちゃんとした企画ものを書くことができました。本当にありがとうございます。
私はといえば他のクラスメイトのようにお洒落なジャズの知識も、世界の幅広い音楽への造詣もありません。流行りのJpopすらよく知りません。
それでも唯一齧って聞いてる日本のHipHopから6人のラッパーを、「言っても知らねえよ」とは思いますが言ってみたかったので紹介したいと思います。敬称略です。
万人受けしないのは百も承知ですが、もし貴方がラップへのイメージとして、強面のヤンキーがYOっていいながら喚いてるとか、フリースタイルダンジョンみたいに即興で韻踏んでるだけみたいなイメージとか、薬金女yeahみたいなイメージを持っているとしたら、そのイメージをぶち壊すのに役だつと思います。そういうのもあるとは思いますが。
最近Twitterで何がhiphopとか限界がどうのとかもめてましたけど、何事にもいろんな面があるってことを知ってほしいので、ぜひ聞いてみてほしいです。そもそもダンスやグラフィティ、DJ等はテレビじゃあ取り上げられてないですからね。これも音楽紹介なんで取り上げないですけど。
1.SHU-THE
江戸川のMC兼トラックメーカー。
勿論トラックも美しいんですが、個人的に特徴的だと思うのはその言葉。
一小節でもエグいのに地上絵のようにその全てで一体となり意味を為すような書き方で、その人の考えや生きてきた町の匂い元カノの声さえ想像できるようなラップが魅力です。
小説や映画、友達の会話全部をhiphopの糧としており、題材も恋愛からundergroundまで幅広く、必ず好みの曲が見つかると思います。
ここではトラックメーカーLaughとの共作、Laughroaigを紹介しますが、どのアルバムも本当に素晴らしいので聞いて頂きたいです。
そして入手困難になっているshutheizm〜5までをぜひ販売していただきたいです。必ず購入します。
2.SEEDA
もはや説明もいらないでしょう、というか凄すぎて説明できません。i-DeAプロデュースのGreen、BACHLOGICプロデュースの花と雨は勿論、直近でも最先端のラッパーとフューチャリングしては喰いまくってます。かっこよすぎます。
3.NORIKIYO
SD JUNKSTAだとBRON-Kも勿論聞いてます。結局この年代の名盤が好きなだけなのかもしれない。最近の曲で言うと俺達の唄のように、内向的であったり死生観を歌っている曲が好きです。
4.kZm
chaki zuluらの所属するyenwownのメンバーです。Yuki Nakajoのような感傷的な曲から、27clubのようなバリバリどぎつい曲までどんなスタイルでもこなせる印象です。野田洋次郎と曲出したのにはびっくりしました。Aquarius heavenも凄い好み。
5.(sic)boy
hiphopとオルタナティブロックの融合みたいな感じで、ジャンルとかはよくわかりませんが格好いいです。ラップ初めて聞くよって人も抵抗なく聞けていいんじゃないでしょうか。
6.KEIJU
ioやryohuのいるkandytownのメンバーです。渋くて内向的で格好良いです。tofubeats のlonely nights でラップしてたラッパーです(young juju 名義)。タイトルに名前入ってなくてだいぶ損してそうな気が。
後書き
ひとえにラップといっても大分幅を広げて紹介したので、是非聞いてみて欲しいです。勿論他にも聞いてるアーティストは沢山いて、tohjiや舐達磨等のシーンの最前線を張ってるラッパーも一応チェックしてますし、lil beamzやs亜tohなど個人的イチオシのラッパー、ポエトリー好きなら避けて通れない狐火さん、もはやhiphopか怪しいけど聞くと謎に元気が出るsoul'd outなど誰を紹介するか迷いました。是非画面の前の貴方もおすすめの曲を教えて下さい。
次は11月19日公開!ぜひ駒場祭最終日まで本企画をお楽しみください!
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