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松野町ワンダーランド&にわにわにっき

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除草剤や草抜き・草刈りが生きものの姿を変えていくのを目の当たりにしながら、でも、楽しく谷中のワンダーランド化している、実家の話です。松野町は実家の在処。そしてたまに音楽室前の庭の…
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朝露でしのいだ夏の野菜たち

連日35度超えの8月から台風が去ってやっと、朝晩少し過ごしやすくなっていた。 三週間ぶりの実家の畑の様子。 マガジン  松野町ワンダーランド&にわにわにっき 2024/9/3 (人の手が入ることで生きものの姿を変えていくのを目の当たりにしながら、でも、楽しく谷中のワンダーランド化している、実家の話です。自然農を試みています。松野町は実家の在処。) とにかく虫たちが賑やか。 去年あまり見かけなかったカマキリもたくさんいるし、 蝶々の種類も多い。 ウリハ虫もプチプチ歩き回っ

梅雨明けの畑

いろんなやさいがつぎつぎとれるのは嬉しい。 でも、どれもミニマムだし、数もそんなに多くない。 去年なら、何がなってもうれしかったものだけど、 ことしは、ちょっと欲がでてきたな。 先週二日分の収穫 里芋連日33度は軽く越してくる猛暑で、一気に里芋の葉が枯れてくる。 水やりはほとんどできないし、しない。 畑のあちこちに、里芋と生姜を植えていて、 どこが一番むいているかをことしはリサーチ中。 トマト軽く4キロは収穫できたと思う、シシリアンルージュだったけど、 梅雨明けとと同時

6、7月の実家の畑

しばらく実家の記事の更新ができないなかったのだけど、 畑の方は、夏野菜が出来始めている。 月のうちに数日しか関われないのだから、 蒔いた種が発芽しないままだったり、枯れてしまったりする苗も 結構あるけれど、 案外生き残っている野菜も多い。 自然農という選択は、信念的なものよりは 細々とした手がかけられないから、 逞しく育ってくれ、というところのほうが大きい。 雑草たちは、種類がうんと増えてきていて、 その管理は去年よりずっとと楽になってきた。 でも、去年より作物の畝は3倍

土が変わると空気も変わる

少し前の、庭の様子。 手入れはほとんどできない。 新しい苗もほとんど足していない。 (黄色いダイヤーズカモミールくらい) ドクダミは、もう、庭中ないところはないくらいに生えてきてる。 でも、もうそこに居着いている宿根草と、 毎年零れ種から伸びてきて彩りを添えてくれる、 一年草が、もう人の手を超えて 互いに良い場所で響き合うように、折り重なっって枝を伸ばしている。 庭は去年くらいから空気感が変わってきていて 思いもかけず、なのだけれど、それ自体が息づいているような いい雰囲

にわにわにっき

久しぶりにうちの庭の様子を。 (写真を撮ってすぐにnoteにあげる練習中) インスタに動画をあげました。 昨日実家から自然農で育てた野菜を持って帰って朝食に。 パセリはレンチンで乾燥させたものをスープに。 以上、所要時間15分くらい。 やればできるもんだ。

土と奏でる(4月上旬の実家)

Googleマップをもとに、畑の見取り図を作ってみました。 最初①の畑から始めたので、他の場所のスケール感が掴めなかったのですが、こうやってみると、わかりやすい。いや、改めて無謀な試みだ。 今年に入って、②の横畝、③の玉ねぎ畝に並行した畝と、耕運した。 ④の北の隅っこにも畝立てをしたけれど、こちらは使いもになるかどうか・・ ということで畑散策どうぞ。 ①自然農4年目 ② 野菜ができる予定の畑 葦科の小さな芽が空き地いっぱいに目一杯芽吹いてきています。 去年これで覆

土と奏でる(実家’24/4月初め)

3月30日にはまだ、桜が咲き始めたばかり、帰る頃には8分ほど咲いていました。 今年は、2月が暖かく、3月が寒い冬でした。 自然農4年目の畑 そら豆が大きく育っています。一度霜にやられたので、もう無理かなと思ってみに行ったのですが、花がたくさんついていて丈夫そうでした。 キャベツも曲がりなりにも結球しています。マノアレタスも。 種を蒔いていたニンジンが双葉を出していました。 藤くるり(大根)ほうれん草、小松菜、水菜、ミックスレタス、を蒔きました。 少し掘ってみると、ミミズの

2月半ばのワンダーランド

冬の収穫が嬉しい、実家の圃場です。 いやあ、できるもんですね、ちゃんとお世話すれば、 耕さなくても、肥料なくても。 去年はまだ、カリフラワーなんてとてもできなかったな。 4年目に入った自然農の野菜。 収穫 畑の様子 そのほか 一日雨だったので、倉庫の整理をした。 それから、中谷自然農園さんの肥料を購入できたので、玉ねぎに少し撒いてみた。 我が家と実家を結ぶ道の途中にあって、待ち合わせして持ってきていただいたもの。信念の人は空気が静か。調律師さんに似た気配。

2024,1/4 不耕起キャベツ・糸状菌の呼び込み

キャベツ 夏の終わりにトマトの足元に植えたキャベツの苗が結球してきたので 収穫しました。 虫食いだらけなのですが、綺麗だと思う。 正月から引き続き実家に4日まで滞在。 収穫 上の放棄地、硬盤層と微生物 ケヤキを植えたところ、排水を少しでも良くしたくて、水道をほって、縦横繋げてみても、ほとんど傾斜がなく、それでもよくみるとすこしは水が動いている様子。 表面にふった雨はながれてくれるかな。水道は徐々に広げていきたいところ。 すこし、土地らしくなった気がしないでもない。

12月雪と朝霜のワンダーランド

12月25日の朝、6時半ごろ実家の玄関を開けて、畑に降りていく。 数日前に降った雪がまだこっとりと残っていて、まだ暗がりのなかぼうっと白く広がっていました。 冬至を超えると、朝の気配がなにか違うような気がします。 野菜 敷地の手入れ 10時頃実家を出て、今日は寄り道しないで帰ってきました。 これから音楽室のレッスン。 すこし今からピアノ弾こうっと。

実家の畑からそば茶ができるまで

秋に蒔いた蕎麦。 収穫して干したものを、お茶にしてみました。 野菜を育てるのは良いけれど、そのあとの加工の手間までは考えていませんでした。手慣れないのでとにかく手間暇がかかります。 1時間ほどそばと格闘して、取れたそば茶は急須二杯分でした。 まだたくさん残っているので、飲みたくなったらまたやってみよう。

育てた生姜でジンジャーシロップ

草マルチして育てた生姜です。 実家の方では、自然農の実験中、 この生姜も今年の暑さのなか、元気に育ってくれました。 収穫の仕方がどうも下手で、 いっぱい取りすぎたり、時期が早かったりおそかったり。 月曜に生姜をたくさん掘ってきてしまったので、 ジンジャーシロップを作りました。 実家でも一度作ったのですがそのときはすりおろして作りました。でも汁がでなくて、ジャムみたいになったので、チャツネとして使うかな、という感じ。 なので、今回は薄切り。 同量の砂糖をまぶして30分放置。

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11月末から12月初霜までの実家の畑

10~11月の実家

つぶやき 上の写真は実家からの帰り道、朝霧が晴れかかった、山の風景。 この日は帰ってすぐに、来年のワークショップの話し合い。 話し相手があるってことは本当にありがたいことやと思います。 この日後にした実家の畑についてあれこれかんがえるのですが、 3年、不耕起で畑をやってみて、 やっと土が変わってきているのを肌で感じられるようになりました。 確かに、土が息づいている感じ。 そして、確かに不耕起でやれるもんなんだあ。 農業というほどのことはやったことがない私でもできるんだ、