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とある気付き

私は、ここ二週間程
鬱 だったと思う。

鬱々するとか 鬱ぽい とかではなく
完全なる 鬱病だった

なんと
突発性難聴にもなり
テーブルに薬がてんこ盛りになっていた。


以前
難しい仕事をしていた頃の
あの 何とも言えない
「自責」「マイナス思考の負の連鎖」「食欲の増減」「左背部の痛み」等が再来…
焦れば焦るほど
思考だけがグルングルンして
いよいよ耳まで警鐘を鳴らし
大事なことを忘れたり忘れ物が増えていた。


そこで
信頼できる友人に
やたら話しまくり聞いてもらってみたが
一瞬嵐が止んでもまたすぐに心がハラハラしてしまっていた。

また
友人に打ち明けてみて分かった事だが
「親切で優しい友」に限って、何がしかの精神薬を服用していると知った。

これは
とてつもない衝撃だった。

皆が薬で何とか精神を保っている!?

それって
何か根本がおかしいのではないか?


友人の一人のすすめで
私もとある心療内科に行ってみた。
ハッキリと話す女医さんで「経済的に不安なら一時生活保護になる手もあるわよ。不眠の人が不眠ですと病院に行けば医者は不眠症だと診断する。でも医者によって全然違う病気になることもあるのよ。」と話してくれた。
お守りに眠り薬の軽いものをくれた。

その薬は一回だけ飲んだ。
あまりに眠れなくてハラハラが酷かったので飲んだらそれはよく効いた。


そして
また素朴な疑問。

これもまた
本末転倒なのでは?

ふと昨年の冬の自分を思い出した。

やねばならない事が山程あり
右も左も分からないような日々だったが… 鬱は飛んでいっていた。

あの時は
どんな対策してたっけ?

思い出したのは
①食生活に気をつけて自分の食べたいものを丁寧に作って美味しく食べていた
②毎日温かい緑茶を飲んでいた
③その日しようと思いついたことをしていた
④ごちゃごちゃ考えてしまうくらいなら好きなことを思い切りやる。たまに遠出して旅行したり本を読み耽る 等

このくらいだった。


最近マインドフルネスに頼り切りになって
このルーティンを疎かにしていたかなぁ。


早速図書館に行き本を4冊借りて読んでいる。
グチャグチャしそうになったら本を開く。
幾つになっても、本は学びを与えてくれる。
素晴らしいと思う。

そして
行ってみたいと思っていた場所に
日帰りで行ってみた。
電車で一時間強くらいの疲れすぎない場所。

目星をつけたレストランで
あたたかな人の作ったあたたかなお料理をゆっくり戴き会話を楽しみ
清流を眺め
露天風呂で夏の音に包まれながら体を温めた。

やりたいなぁと思っているのに
やらないことは案外多い。

時間が〜家族が〜お金が〜
また同じ所に戻っちゃってたか。


そういうときは
「エイヤッ!」とやってみるんだった。

自分の行動力への驚きや一期一会が待っている。

生きている間にネガティブに考え事をしている暇なんてないことを事を思い出した。

お陰で
また楽しんで食事を作ったり明日何しようか?なんていう気持ちになってホッとしている。


人の心は
すぐに色んな物に流されてしまうなぁと思う。
自分が生きているから世界が存在している
のに
何故自分以外のものの声を信じてしまう
のだろうか?

一度鬱と言われて信じたからこそ
気をつけて生きていこう。
鬱でも何でも
私は私を大切にしてあげよう。


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