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俳句エッセイ

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俳句に関するお話を載せています。
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記事一覧

【俳句エッセイ】秋のような季語~竹落葉~

 若葉、青葉、万緑。花も咲いていますが、初夏から夏に向けて緑がぐんぐん増えていきます。新…

天鳥そら
11日前
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【俳句エッセイ】毎日の歩みが大事

 俳句をはじめて、やっと500句を超えました。あと2、30句で600句を超えます。1000句越えは大…

天鳥そら
1か月前
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【俳句エッセイ】第三十五回お~いお茶新俳句大賞に応募しました

 伊藤園のお~いお茶。有名ですし飲む方も多いのではないでしょうか。かくいう私も、お~いお…

天鳥そら
2か月前
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【俳句エッセイ】おもしろい季語~竹の秋~

 竹の秋は春の季語です。  秋とついているのに、春の季語だなんておもしろいですね。初めて…

天鳥そら
2か月前
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日の長さに春の兆し

 今日はあたたかい、本当に春と言いたくなるくらいのあたたかさ。そして、明日から真冬の寒さ…

天鳥そら
2か月前
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新年の季語「御降り(おさがり)」

短歌や川柳、俳句に興味をもつようになりました。 夏井いつきさんの著書を読みながら、自分な…

天鳥そら
3年前
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【俳句エッセイ】これって季語なんだ~香水~

 俳句を詠むうえで、なかなか厄介なのが季語の存在。その数、全体で約一万八千とも言われています。新たに加わる季語もあるので、これからも増えていくかもしれません。それと同時に、使われない季語もあるので静かに消えていきそうな季語もあります。  さて、季語を見ていきますと、これも季語なんだ!と驚くこともあります。  そのひとつが、「香水」です。夏の季語として、歳時記にも記載されています。夏は、汗をかきますね。この時期に、香水を使う機会が増えます。    香水とは違いますが、夏場の

【読書】『夏井いつきの365日季語手帖2024年度版』~1年かけて、ゆっくり読む本~

 1月1日、初売りに行ってきました。その際に本屋さんに立ち寄り、お目当ての本を見つけたので…

天鳥そら
3か月前
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【俳句エッセイ】俳句がうまくなるために~勉強が必要~

 俳句を作り始めて、3~4年は経ったでしょうか。最初のころは、作ったり作らなかったりと波が…

天鳥そら
4か月前
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【俳句エッセイ】俳句がうまくなるために歳時記を読む

 俳句を学び始めてから、最初のころよりは、うまくなったかなと思います。俳句ポスト365で投…

天鳥そら
4か月前
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【俳句エッセイ】1000句詠もう

 俳句をはじめて驚くのは、先生や先達から「俳句をはじめた方は、まずは1000句詠もう」と言わ…

天鳥そら
5か月前
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【俳句エッセイ】サザンカとツバキの違い

 サザンカとツバキの違い。  わからなかったのですが、花びらが1枚、1枚、散っていくのサザ…

天鳥そら
5か月前
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【俳句エッセイ】印象に残っている俳句~銃後俳句~

 戦争が廊下の奥に立つてゐた  渡辺白泉(わたなべはくせん)の作品です。この作品は、1939…

天鳥そら
7か月前
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【俳句エッセイ】水蜜桃は秋の季語

 水蜜桃は、桃のことです。桃も水蜜桃も、秋の季語になります。暑いさなかに、夏の空気がただようなかで、みずみずしく甘い桃を食べる。これも秋を味わっていることになるのでしょうか。  最近、何度か桃を食べました。  スーパーで売られている大きな桃ではありませんが、地産地消を目的としたお店です。近くの農家と提携し、新鮮な野菜を置いています。スーパーで買うよりも安いときがあります。なかには傷があり、不揃いということもありますが、気にしない方にとっては良い買い物になるのではないでしょ