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光の速さ

光の速さのようだと感じるもの。

休日
子どもの成長
自分の老い(涙

今日、夫と一緒に靴箱を整理していたら、
娘の歴代の靴たちが出てきて、
1番最後にファーストシューズが出てきた。
手のひらに乗ってしまうくらいの、
小さな小さな靴。
それを見た夫が
「やばい、ちょっと泣きそう」
と言った。
私も、じんわりくるものがあった。

この靴を履いていた頃の娘は、
まだまだ全然喋れなくて、
ものすごいガニ股でよちよち歩いていて、
下の歯が2本しか生えていなかった。

それが今は、
どこで覚えてきたのかというくらいたくさん喋り、
スタスタ歩いたり走ったりし、
歯は20本生えそろっている。
そして、今娘が履いている靴は、
私の手のひらに乗り切らず、
それさえも、もうきついと言っている。

小さい小さいと思っていたのに、
いつの間にか大きくなっている。
本当に光の速さのようにあっという間だ。
一緒にいられる時間も
どんどん少なくなっていく。

きっと私は歳をとってからも娘の今を思い出して懐かしむ。
でも、娘はきっと、大人になった時、今のことはほとんど覚えていないと思う。
そして私と同じように、時の流れの速さを感じる時がやってくる。

もう1日が終わった
やっと1日が終わった
明日が怖い
明日が楽しみ
どう思って過ごす大人になるのだろう。

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