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毎週1000文字よりも毎日500文字のほうが得意そう

1000文字の記事を書くとなると、何かを解説するには絶妙に少ないし、何もテーマも無く思い付きで言葉の響きの美しさだけを追求するまさにポエムめいた記事にするには少々多い。

直前の記事で、私がnoteをやっている目的がストレス解消であることと、音声学的な楽しさだけを追求するようないわばポエム的な記事ばかりを書くことが楽しいということを説明したけれど、まさにそれだけを楽しんで、手癖だけで書く記事を連続投稿するには、500文字くらいがちょうどいいような気がする。

しかし毎日というのはなかなかのハードルである。普通の会社員をやっていたら、ちょっときつい。やってなくたって毎日の慣習をつくりあげるのはなかなか難しい。そこまでのやる気はない。なにせストレス解消が目的なのだから。

と言っておきながら、1000文字投稿を始めたきっかけは「何か、文章をコンパクトに纏める練習がしたい」というものだったことを思い出した。割と真面目というか、明確なモチベがあったのであるから、とりあえずはそれを大切にするべきな気もする。実際、私はかなり口下手で早口、情報過多な語りをしがちな人間だったのだけれど、大学でのサークル活動で「30秒フリートーク」という、テーマに沿って30秒で何かを語り、きれいに纏めて落とす(終わらせる)という練習をしていたことがある。あれは相当ためになって、句読点や話の冗長な部分を削りつつ、尺感を意識してスピーチする能力を獲得するのに繋がったので、つまりは長々と語ることを止めるのに、無理矢理に区切って纏める練習は効果的だったということである。

1000文字投稿はかなりの練習になっているような気がする。なんのため、とかは特にないが、そもそも速筆でポエム調の文章を延々と描くことができる人間もそう多くないと思うので、それが、纏める能力を獲得すれば、まあ何かしらの活かし方がでてくるんじゃないかと、そういう次第である。

エッセイというのは何とも活かし難いので(そもそも私の人となりに価値が無ければ、エッセイにも大抵価値はない)、小説やら脚本くらい書けるようになったり、ポエムとしての能力を(つまり芸術的な観点での能力を)伸ばすことに繋がればいいなとか思ったりするのだけれど、それはそれで別の練習が必要だろうから、また腰が重い。まずはこの1knoteを粛々と続けていることで、自分をほめてあげるところからだろうか。

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