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兎がほざく

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ショート•エッセイ、140字以内。毎日投稿、どこまで続く?
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#戦争

兎がほざく1180

兎がほざく1180

人間は必ず敵味方に分類されるのでしょうか?

責任のない子供が巻き添えになっていると言う人。
敵の子供は敵の卵と言う人。

誰が傷ついても心が痛いと言う人。
博愛なんて薄っぺらい偽善だと言う人。

前者にとって後者は人。
後者にとって前者は敵。

地球は住みにくいです!

兎がほざく1169

兎がほざく1169

芸術や娯楽には身体の回復があると思っていますが、付け加えるべきことがあります。

サーカスの猛獣は必ず後で檻に戻ることになっています。
ひとり野放しにはなりません。

安全装置がオンのままだから楽しめるのです。

戦争は安全装置が外れたサーカスです。
命は視野の外です。

兎がほざく1082

兎がほざく1082

文化によって子供の意味は違うようです。

子供はみんなの宝という文化。
子供は未完成な人間という文化。
子供は親の持ち物という文化。

敵の子供が泣いても心が痛むどころかそれを正義と思う人は大勢いるのです。

争いは当事者が疲弊するまで続くのでしょうか?

兎がほざく1078

兎がほざく1078

人道と政治。

人を身内と敵とに分けるのが政治ならば政治において敵の子供はそもそもただの子供ではないのです。

第三者は責任のない子供と思っても当事者は敵のタマゴとみるでしょう。

戦争になってから人道を゙言っても耳に入らないかもしれない。

早く終わらせるしかないです。