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兎がほざく

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ショート•エッセイ、140字以内。毎日投稿、どこまで続く?
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#意味

兎がほざく1122

兎がほざく1122

言葉は一つの意味に人を閉じ込めないでみんなに開かれています。

隠喩を追いかける人はもとの意味を知ろうとします。
ぼくはその一人でした。

たぶん意味から隠喩が生まれるのでなく、ある言葉から別の言葉に飛び移っているのです。

そのある言葉だって幾通りもあり得るのです。

兎がほざく1110

兎がほざく1110

言葉の意味とは話す人や聞く人の一方的思い込みかもしれないと思うことがあります。

話すぼくの思い込みと聞くあなたの思い込みとは一致しないで。

お互いに一致したとかしないとか思い込むだけで。

読み書きでもそうです。

ぼくには言葉と意味の話がまたモヤモヤしています。

兎がほざく811

兎がほざく811

意味とは意欲の味ということでしょう。

ぼくのわたしの意欲する、その意欲の味。

漢字二文字が教えてくれました。

言葉の意味とはその言葉を語ろうとする意欲の味ということになります。

意味ないとは意欲の食指が動かないことです。

きっと意欲が身体により肉声になるのです。

兎がほざく🐇その422

兎がほざく🐇その422

今を離れて自分はないです。

今を即興で演じる。

人は誰もそうやって生きているのでしょう。

演じるとは、演技するとか偽るとかいう意味ではないです。

演じたものが即ち自分でしょう。

演じ方を決めているのは自分か運命かはともかく、みんな現に演じ続けています。