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短歌集

201
和語だけで旧仮名遣いの和歌と、和語以外も入り現代仮名遣いの短歌との両方を収録しています。
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#和歌

らうたし 【短歌】

らうたし 【短歌】

通勤の朝、古語による和歌を詠みました。

袖振ればらうたし春陽暮るるまで帯をな解きそ八重桜花

御井の若水 【短歌】

御井の若水 【短歌】

あけましておめでとうございます
みなさまに幸せの多い年でありますようお祈り申しあげます☀️

年頭の短歌を作りました

空開け年あらたまるあけぼのの光を汲むや御井の若水

恋は知らずや 【和歌】

恋は知らずや 【和歌】

久しぶりに和語のみの和歌です。

日の下に舞の手ぶりの大人びて恋は知らずや白梅の枝

春の泉のあふるるを 【和歌】

春の泉のあふるるを 【和歌】

あけましておめでとうございます!
みなさまに幸せな年でありますように!
新春の和歌を詠みました。

湧き出づる春の泉のあふるるを汲むや千代まで尽きぬ若水

しぐれの空 【短歌】

しぐれの空 【短歌】

久しぶりに和歌を詠みました。

紫のきく人なきをおぼゆるかしぐれの空に絶ゆる琴のね

夢のゆくへは 【短歌】

夢のゆくへは 【短歌】

久しぶりに和歌です。

窓の辺の夢のゆくへは白菊の
露ぞ結びて玉となりなむ

業平の里 【短歌】【和歌】

業平の里 【短歌】【和歌】

伊勢物語に云、在原業平の都鳥に京の女の有様を尋ねしあたりにて詠める

龍田姫
 いざ言問はむ
   業平の
  里と知りてや
    錦惜しまぬ

恋の辻占 【短歌】

恋の辻占 【短歌】

王朝風に詠みました。

ためらへど逢ふ坂越えてゆくからは
あだに引くまじ恋の辻占