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短歌集

204
和語だけで旧仮名遣いの和歌と、和語以外も入り現代仮名遣いの短歌との両方を収録しています。
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2022年5月の記事一覧

恋をさせたし宮澤賢治 【短歌】

恋をさせたし宮澤賢治 【短歌】

不思議と女性の気持ちになって詠みました。

女文字懸想のたけを書き上げて恋をさせたし宮澤賢治

透明なだけ 【短歌】

透明なだけ 【短歌】

遠ざかる君の背中にラブレター書いたインクが透明なだけ

指のためらひ 【短歌】

指のためらひ 【短歌】

白昼の薔薇の魅力にしばし時を忘れました。 

われ知らず薫りにむせび日の下の薔薇に触れたき指のためらひ

石楠花 【短歌】

石楠花 【短歌】

暦では春は今日まで、今年はなんだかひときわ名残りが惜しいです。✨

誰想ひ頬に紅さす石楠花の
恨みもなげに晩き春の日

お題「寂しさ」 【短歌】

お題「寂しさ」 【短歌】

いい子ではなかったけれどいい子しかいらなかったの尋ねたかった