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モーニングルーティン

アラームが鳴って目が覚めた。
もう朝か。まだ寝ていたい。
あと少し…そのためにあと3回アラームをかけている。

そういう意味で「目覚し」だ。
1度で起きなければならないというルールはない。
段階的に目を覚ましていけば良いのだ。

特に朝からやりたいことはない。
やった方が良いことはある。それは知っているし分かっている。
が、何よりも私にはこの二度寝三度寝の至福の時間に勝るものはないのだ。

しかし、その至福の時間もすぐに過ぎてしまう。
3回目のアラームが鳴っている。止めなければ…分かってはいるのに手が伸びない。
数十秒の攻防の末、アラームを止めて起き上がる。

そして手を伸ばしてカーテンを開ける。
部屋が一気に明るくなる。一日が始まってしまった。
仕方ない。冷たい床に足を付けた。

こうして私の一日は動き出す。
ここからは一分一秒を争うタイムトライアルだ。
2回目のアラームで起きれば良いだけの話かもしれないが、そこは私の譲れない至福の時間なので無理な相談だ。

今日もいつも通りの毎日がスタートした。

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