桃山

アイドル評論家(気取りのオタク)

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最近の記事

ガチ恋ピンチケ現場の血を思い出しました。

20231202 HASHTAG NIGHT vol.9 20231202 MAGICAL SESSION vol.6 20231203 2i2福岡 2023年12月2日、3日、この3本のライブに行ってきました。福岡でライブ行くのゴールデンウィーク以来かもしれん…。 まず1本目のハッシュタグナイト、ゼロイチのアイドルが集まるイベントの名称ですね。事務所単独でイベント開催できるっての、最近は普通になってきたけど以前は力があるか、自前の箱があるかじゃないとできませんでした

    • 楽曲派は滅びるかもしれない

      2023年は、ある地下アイドルにとっては飛躍の年だっただろう。 コロナ禍の規制解除でフルキャパでのライブ開催が可能となり、コロナ前の地下アイドル現場が戻ってきた。それは業界にとっては諸刃の剣のようなものだったかもしれない。 コロナ禍中にデビューしたアイドルにとっては実質初めての地下アイドル現場であり、コロナ前を知るアイドルはコロナ前のように元に戻せるのかが試された。まさに試練の年であった。 結果は知る通りである。地下アイドル市場における大御所は2022年から解散、現体制

      • やっぱり埃が舞い上がりCO2煙るライブアイドルが大好きなんだ

        ■20231027 渋谷近未来会館 東京出張が週末にあり、せっかくなので東京観光(?)を楽しもうとそのまま滞在。金曜日の夜に渋谷近未来会館という聞き慣れない箱へ訪問した。約6年ぶりにとあるアイドルと再会するためである。 怪しげな入口から階段を降りていくと気だるそうな女店員がチケットを見せろと言ってくる。ここだけコロナ前の空気感。物販のときにも出てきたのを見るにもしかして運営なのでは。会場に入るとそこそこ広い空間でキャパは200くらいか。なぜかカレー食ってるオタクもおってマジ

        • オタク冥利につきるとはこういうことなんだろう

          20230812 生バンドライブ「The World Standard〜史上最高の恋しよう?~」at 1000 CLUB in 横浜 に参戦してきました。 ちょっと言葉にできないレベルで「わーすた最高!!😭😭」しか言えないんですが、それだとこの記事の意味がなくなるのでなんとか文章にしてみようと思います。 実はこのライブ、元々そこまで行く気はありませんでした。行きたくないとかではなく、現実的に金銭的価値がそこまであるか、という点です。日程はお盆、しかも横浜開催ということで交

        ガチ恋ピンチケ現場の血を思い出しました。

          【過去記事アーカイブ】2018.8.12.わーすたツアー福岡

          もう2ヶ月以上前のことなんだけど、そういえばレポ上げてなかったので今更ながらライブレポ上げます。 JumpingSummerTourと題して、ミニアルバム発売の全国ツアーを行ったわーすた。そのツアー福岡に行ってきました。 お盆休み真っ只中というのは、廣川さんが福岡出身なので廣川さんの帰省に合わせたんじゃないかと疑ってしまう日程だったけども、そういうわけではなかったらしい。 ライブ構成に若干の期待はずれ感はありましたけど、トータル的には大満足。 特に廣川さんのボーカルが

          【過去記事アーカイブ】2018.8.12.わーすたツアー福岡

          わーすた8周年ということで少し

          少し遅くなりましたが、わーすた8周年おめでとうございます。正直言うと8年も続けてくれるとは思いませんでした。誰かが卒業するときはわーすたそのものが解散するときだと思っていました。この3年コロナもあって苦しい中、ここまで続けてきてくれて本当に感謝しかない。 何度も言っているのですが、アイドルは(比較的短期で)いつか終わることが分かっているからこそ美しい。その一瞬の輝きをステージで放つ。私が地下アイドルが好きないちばんの理由です。 もちろん、いつまでも続けてほしい気持ちはあり

          わーすた8周年ということで少し

          2022年総評

          わーすたで始まりわーすたで終わった、アイドル好きの2022年でした。 坂元さんが卒業してから一年が経ったのですね。まだ一年しか経ってないと感じるのが、加齢のせいなのかどうか。今でも昔のミュージックビデオやライブ映像を見ますが、やはりいい。決して今が良くないというわけではなく。別物として非常に良い。卒業ライブBD化してくれよ。 割と古参になるらしいのですが、わーすたさんは最近の楽曲方針の方がいい。昔からのファンの方は昔の曲調のほうが好きそうですが、大人になったわーすたとして

          2022年総評

          この言葉を聞きたくて地下アイドルオタクを続けているのかもしれない

          2023.3.26.わーすたデビュー8周年記念ライブ「The World Standard 8周年の愛をどうぞ!」に行ってきた。 素晴らしい。素晴らしいライブだった。常に進化を続けるわーすた。今この時がわーすた史上最高のライブだと言い続けて止まないメンバーの言葉に嘘偽りはない。 約2時間の長時間に及ぶライブを二本。今までは1.5時間が相場だったし、MCも割とあったことに比べるとかなり長いと言っていいだろう。 全15曲程度でほぼぶっ続けのライブ。こんなんぶっ倒れるだろとい

          この言葉を聞きたくて地下アイドルオタクを続けているのかもしれない

          2022.11.13.「わーすたFCツアー2022〜集まれ!わーしっぷ!」

          去る2022年11月13日、SHIBUYA PLEASURE PLEASUREにて行われたわーすたファンクラブ会員限定イベントに参戦しました。途中まで気付かなかったですが、マウントレーニアホールだったところですねここ。 夏のツアー福岡以来のわーすたで、ファンクラブ会員限定イベントに参戦するのは初めてでした。ファンクラブ発足してから4年ちょっとですが、3年近くはコロナ禍だったこともあってようやく行けた、という感動のほうが大きかったです。 SNSでは頻繁に見てますが、生で見る

          2022.11.13.「わーすたFCツアー2022〜集まれ!わーしっぷ!」

          夏が始まってその日に終わった

          わーすた LIVE TOUR 2022 とっておきの夏、始めますか?に行って夏を始めてきました。始めた瞬間終わったって感じですが。 前日に新アルバムである「我々はネコである。」のリリイベがあり、リリイベの翌日にツアー当日という、ツアーの恒例パターンが復活しました。実に3年ぶりの福岡公演。周年コンサート等は行っていたとはいえ、福岡で見るわーすたは違う。というか、東京のアイドルは実は地方ツアーで見るほうがおもしろいというのはもう定説ではないだろうか。だから太いオタクはツアーにつ

          夏が始まってその日に終わった

          わーすた7周年ということで少し

          IDOLstreet 4期生ということで、アイドルオタクの中では有名…だと思う。The World Standard 略してわーすた。ついに活動も8年目に入った。 デビュー当初は大型フェスにも積極的に出ていたこともあり、地下オタはみんな知ってるし、知らなかったら地下オタじゃない。 そんな私も存在こそ知っていたけれど、初めてしっかり見たのは2017年のパラドックスツアー札幌の際の対バンと、その後の福岡。札幌の対バンで度肝を抜かれた。 正直なところ、IDOLstreetなの

          わーすた7周年ということで少し

          ライブアイドルの体現者

          風の強い日だった。風の音で目が覚めた。ただそれは、風の音で目が覚めた、と思わせただけで、これからわーすたのライブへ行くという高揚感で目が覚めたのかもしれない。夜中の3時だった。台風かと思う強風で、JRは運休だった。愛車のPOLOを走らせ空港へ向かった。地方空港便は欠航していたが、幸運にも東京行きは動いていた。空港は様々な人が行き交う。それを毎回感じる。ただ、いつもよりもサラリーマンが多いと感じた。まん防明けで東京から来た出張組が週末福岡で遊んで帰るのだろうか。 東京は曇りだ

          ライブアイドルの体現者

          4人でもわーすたはわーすただった。

          このnoteの一番最初の記事、2019年11月以来の来福だったわーすた。4人体制初のシングル"ミライバルダンス"のリリースイベントに行ってきた。感想はフレッシュなうちに…ということで、いつものフルでのライブではなくミニライブだが記録としても書いておこうと思った次第。 4人体制を生で見るのは初めてだったが、そこまで違和感無かったのはさすがといったところ。5人が4人になるということはまた別の見せ方が必要なわけで、そのへんの地下アイドルだと概ね違和感しかなくなるんだが、そこはわー

          4人でもわーすたはわーすただった。

          坂元葉月は"やりきったんだろうな"と

          2021年12月25日は数年ぶりに東京遠征をしました。わーすたの坂元さんの卒業を見届けるために。 ライブは一部のリクエストアワー、二部の坂元葉月卒業公演という構成だったが、実際はこの両部合わせて卒業公演だったと言っても良いだろう。この一日でほぼ全曲やりきったんじゃないか?というくらい曲数が多かった。時間の制限もあり多数の曲がメドレーにはなったが、"5人で最後のライブ"ということもあってかとにかく曲を詰め込んだ内容であった。 リクエストアワーでは人気曲上位10曲と、11位〜

          坂元葉月は"やりきったんだろうな"と

          アーティストとしてのわーすた

          #君と僕の青春歌。約2年ぶりのツアーである。ツアーといってもこのようなご時世なので、東京と大阪のみ。大阪に行くから一応全国ツアーの体裁を取ってはいるが、実態は2大都市ワンマンライブである。そしてこれが坂元さん卒業前の最後のツアーでもあった。 新型コロナウイルスの影響でライブそのものが無くなって早一年と半年ほど。コロナコロナだと騒ぐ前の年の秋-冬でツアーをやっていたのが遠い昔のようで、私のライブ参戦もその年のツアー福岡が最後であった(熱心な読者の皆様ならそれがこのnoteの一

          アーティストとしてのわーすた

          オリジナル曲に数百万円以上かかると聞いて思ったこと

          ホロメンによると、オリジナル曲を作るのに数百万円から一千万円以上かかるらしい。マジで?って思った。だって、地下アイドルの曲なんて数十万だよ…? 考えてみたが、当然どの作曲家、作詞家、編曲家等に依頼するかにもよるわけだが、作詞作曲、ジャケットからレコーディングまで、つまり一曲販売できるまでに係る人員は相当数いると思うし、その人らの賃金考えればそりゃあ100万以上かかるよね、と。 で、最近vtuberのオリジナル曲を聴いてるが、これがまた出来がいい。え?いわゆる個人事業主(も

          オリジナル曲に数百万円以上かかると聞いて思ったこと