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【過去記事アーカイブ】2018.8.12.わーすたツアー福岡

もう2ヶ月以上前のことなんだけど、そういえばレポ上げてなかったので今更ながらライブレポ上げます。

JumpingSummerTourと題して、ミニアルバム発売の全国ツアーを行ったわーすた。そのツアー福岡に行ってきました。

お盆休み真っ只中というのは、廣川さんが福岡出身なので廣川さんの帰省に合わせたんじゃないかと疑ってしまう日程だったけども、そういうわけではなかったらしい。

ライブ構成に若干の期待はずれ感はありましたけど、トータル的には大満足。

特に廣川さんのボーカルが、地元ということもあって気合が入りすぎていたのか、とても素晴らしかった。

ご存知の通り三品さんと廣川さんでメインボーカルを務めているんだけど、この二人の対比が前回のツアー以上に際立っていて、そのギャップがうまくバランスを取っていたと感じた。

特にわかりやすいのは、プリチャンとかプリパラの曲を歌っている時はアニメ内容に合わせたようなぶりぶりアイドルボーカルで歌うんだけど、バラードとか歌う時はちゃんと曲に合わせてくるのね。当たり前といえば当たり前だけど、意外に出来てないアイドルの方が多いんじゃなかろうか。

三品さんはいつも同じ調子だけど、これはグループとしてのいい意味でのギャップを生むから三品さんはこのままでいてほしい。

他の三人はグループの方針上どうしてもゆかいな仲間たち扱いになっちゃうんだけど、それでもステージでは自らの役割を完璧に演じているからこういうところはさすがavexって感じだよね。

さて、JumpingSummerというアルバムについて。やはり旧来のわーすたオタクからはウケが悪い。これはわーすたではない、という意見がよく分かる。

曲そのものの出来については論じないが、正直言ってプリチャンのエンディングテーマしかわーすたっぽくないのは確か。

ただ、ライブを見てみると今のわーすたが何をステージで表現したいのか、という意図は漠然と伝わってきた。

プロデューサーがどう考えてるかなんて知る由もないが、僕としては高校を卒業したメンバーが増えていく中で、ティーンを脱却した何かを今後は見せていきたいのかな、と感じた。簡単に言えば女子高生の可愛さではなく、女子大生の可愛さ、美しさというか。これはスタンドアロンコンプレックス、プリチャンの新EDのKIRAKIRAホログラムなんかで特にそう思えた。

もう一つはスペインの何とか(忘れた)というユニットとのコラボのMVが重要な指標で、世界標準を狙っていく上ではこういう曲調が必要と考えているのではないかな、と。ただ、それは世界に合わせただけで、可愛いを世界標準にする、というコンセプトからは逸脱してしまっているとは思う。

運営的な視点で言えば、やはりKAWAIIをゴリ押ししていく路線の方が、結局は海外ウケも良くなると思うのだが、いかがだろうか。

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