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安倍辞任。

厳密なことを言えば、次の首相が国会で決まるまでは今後も引き続き安倍政権が続くわけですが、それでも来月あたりには安倍内閣は終わることになりました。

Twitterでアチラ側(笑)の反応を観測してみると、私の観測範囲が狭いだけなのかもしれませんが、歓喜の声は意外にもあまり聞かれないように思います。あれだけ、辞めろ辞めろと言ってたくせに、なんか反応が大人しいんですよね。

まあ、悔しいんでしょうね、自分たちの力で安倍を倒せなかったことが。

次の首相ですが、私は菅官房長官か河野防衛相のどちらかだと思ってます。岸田政調会長では有権者に人気が無さすぎて次の選挙を戦えないですからね。かといって石破氏はあり得ない。そうなると消去法で菅氏か河野氏のどちらかしか残らないです。

衆議院議員の任期は残り1年ちょっとしかありま0.せんし、その少し前に自民党総裁選もある。また、「政権たらい回し」の批判を避けるためにも、首相が変わってから数か月以内に総選挙を実施するでしょう。総選挙は11月か12月、遅くても1~2月。

そして選挙で国民の信任を得た総理を、来年の自民党総裁選で変えるわけにはいかなくなるので、石破氏の目はほぼ完全に潰えます。

安倍首相の辞任のタイミングは、もちろん健康に不安があったのは本当でしょうけど、こういったことも計算し尽くしてのことだったと思います。仮に、残り1年、任期いっぱいまで務められた場合、石破氏や親中勢力に政権を奪われかねませんからね。

そして、一国会議員に戻られたら、今度こそ憲法9条の改正に尽力していただきたいです。首相という立場から憲法改正に触れるのは、少なくとも今の憲法下では色々と制約があります。しかし、一国会議員としてなら何の制約もありません。

さらに、次の首相の下で、例えば外務大臣や防衛大臣などの職で入閣するという期待もあります。健康問題で辞任した手前、すぐにそうすることは難しいでしょうが、1年くらい休まれた後なら全然ありえるシナリオです。

それともう1つ。まだ辞任を表明しただけで、辞任されたわけではないのですから、首相の地位にあるうちに、もう一度、靖国神社を参拝していただきたいと思います。

いずれにせよ、首相を辞めたからもう終わり、ではないです。あるいは5年後、10年後くらいに首相として再々登板ということも十分ありえます。まだ安倍氏がやり残したことは山積しています。これからの安倍氏の働きに期待したいと思います。

蛇足ですが、安倍は辞任したら逮捕されるとか言ってた人達、辞任しましたけど、今後どうなるんですか?自分で言ったことにはちゃんと責任を取ってくださいね。まあ、彼らにそれを求めても無駄か(笑)。

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