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「開会式視聴率56.4%」が示すこと

メディアが色々騒いでも、結果でわかることがある。オリンピックの開会式の視聴率56.4%がまさにそうだと思う。

オリンピックに反対しているのに、開会式を見る人はほとんどいないだろう。そう考えれば、人口の半分以上の人は、オリンピックを見たい人だ。

「世論調査」とか「世間」が「みんな反対している」といった、いったい誰を代表しているのかよくわからない意見が、新聞、テレビ、ネットで溢れていたけど、結局はこれが真実だと思う。

そして、反対していたからと言って、応援するのがダメだとは思わない。でも、数ヶ月前「中止の英断を」とコラムを書いていた新聞が、1面全てを使って、金メダル選手の人生を振り返っていたりするのを見ると、不思議な気分になる。

こんな姿を見せられると、もはやメディアに対する信頼感は地に落ちたように思う。そういう意味で、このオリンピックのゴタゴタで一番損をしたのは、騒ぎ立てていたメディア自信かもしれない。

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