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妻が新・日本電産社長に困っていること

京都に本社がある大手企業「日本電産」。創業者の永守さんがずっと舵取りをしてきたが、やっと、後継者を見つけ、新社長に関潤(せきじゅん)さんが決まった。

創業者は、言ってみれば天才なのだから、なかなか自分と同じ能力を持つ人を見つけることは難しい。

ユニクロの柳生さんやソフトバンクの孫さんのようなスーパー経営者でも後継者選びは難航を極めているので、京都が誇る日本電産の後継者選びがスムーズに進み、嬉しい限りである。

しかし、妻にその話をすると、何と妻は

私、関潤さんいややねんなぁ。永守さんに戻らへんかなぁ

というではないか。もちろん妻は日本電産に勤めているわけでもない。まさか、仕事の関係で会う機会でもあったのだろうか。こんな大企業の社長にはなかなか会うこともできないので、そうであれば妻もなかなかのものである。

ぼくは、きっと深い裏話が聞けると思って、その理由を聞いてみた。すると

いや、二文字やとさ、郵便物のレイアウトが難しいんよ

と一言。よくよく聞くと、妻は職場で、京都市内の大手企業の社長への挨拶状や年賀状などの印刷を任されているそうなのだが、ワードの差し込み印刷のレイアウトが、2文字だとうまくいかないということであった。

いやいや、気持ちはわかるけど、そんな事情で社長を戻すわけないでしょ。

ワードの設定頑張って覚えてくださいね。


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