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農園うしお(7月下旬号(ゴーヤ&チンゲンサイ&トウガラシ))

こんにちは!

  毎度、家庭菜園ネタの方が熱量が上がる牛尾です!

 農園うしおでは、最初に植えたきゅうりがやや力尽き始め、2番目に植えたものへとシフトし始めている今日この頃です。

 相変わらずピーマンは絶好調です。最近はオクラもいい感じで、よく嫁さんが弁当ぶぶっこんでくれています。

これは今日の朝の収穫。キュウリ・シシトウ・ミニトマト・オクラ・ゴボウが入っています。ピーマンは採り忘れ💦この分は全部職場に持っていっておすそ分けです💡内容は日によってランダムです(笑)

 対して中玉トマト・ミニトマトはやや調子が悪い(暑すぎ?)感じですが、何とか低空飛行中です。(^^)ナスは、テントウムシダマシに派手にやられた後、ガッツリ切り戻しをしていたら、やっと新芽が生えてきてくれました。いくらかでも収穫に結びついてほしいものです!(><)

 前回はきゅうりについて、えらい熱く語ってしまいましたが…

 今回はゴーヤ、チンゲンサイ、トウガラシのお話をお送りします(^^)

ゴーヤ

 まずは我が家のゴーヤちゃんの状況はこんな感じです。まだちょっと小さいです(^^;)


 ちまたでは既にゴーヤの収穫をされている方も多いようですが、ウチはというと種まきが遅かったので、やっといま一番果が太ってきたところです。これから、ってとこですね✨

 我が家では、豚や卵、豆腐などと一緒に炒める事が多いですね。いわゆるゴーヤーチャンプルーでしょうか。具材はその時々で異なりますが(笑)

 基本的に病気などに強い野菜ですので、元肥さえしっかり入れておけば、放任気味でも元気に育ってくれる、手間がかからない野菜です。

 さてこの植物、よく聞く名前としては「ゴーヤ(ゴーヤー)」が多いような気がしますが、他にも「ツルレイシ」と呼ばれてたり、「ニガウリ」と呼ばれてたりもします。これらはそもそも、同じものなのでしょうか、それとも微妙に違うものなのでしょうか?

 実の所、これらは呼び方が異なるだけであって、同じ植物の事を指しています。

①ツルレイシ

 日本の植物学の世界には、標準和名というのがあり、それによれば「ツルレイシ」となります。由来としては、このレイシというのはライチの事を指しており、「ツル性のライチ」から「ツルレイシ」となったようです。果実部分のゴツゴツした見た目や、熟すと周りが甘くやわらかくなるという形質が似ていることから、こういうネーミングがなされたようです。

 なお、ライチはムクロジ科の植物、ツルレイシはウリ科の植物なので・・・全く別系統の植物です(笑)

 農業や園芸といった方面の学問の場では、このツルレイシという名前で呼ばれることが多いそうです。

②ゴーヤ(ゴーヤー)

 これは沖縄地方の方言が由来で、苦いウリのことを指す言葉です。沖縄本土では「ゴーヤー」と、伸ばす言い方をするようですが、島によっては「ゴーヤ」「ゴーラ」など、いくつか種類(?)があるようです。

 近年の沖縄料理の人気の高まりにより、この呼び方が全国に広まったと言われています。

 なお、wikiによれば、沖縄では「ゴーヤー」と伸ばすのですが、それ以外の都道府県では「ゴーヤ」と短く表記する方がスタンダードなようです。

③ニガウリ

 これはもうそのまま、苦いウリ、です(笑)

 もともと東南アジアからインド辺りが原産で、そこから中国の方を経由して日本に渡来しています。このとき、中国では「苦瓜(クーグア)」と呼ばれていたため、そのまま日本風に読んで「ニガウリ」となったようです。

※同じように、「苦瓜(クーグア)」の音の方は、そのまま沖縄地方に根付いて、「ゴーヤー」となったようです。ある意味、「ニガウリ」と「ゴーヤー」は、訓読みと音読みみたいな関係のようです。

チンゲンサイ

 夏場は葉物が少なくなるので、なんかいいもの無いかしら・・・と思い、毎年ではありませんが時々、余った畝にチンゲンサイを植えています。現在はまだ発芽したばかりで、まだ全然チンゲンサイ感はありませんので、写真は割愛します(^^;)

 炒めてよし、スープにして良し、合えてもイケる、割と使い勝手がある野菜だと思います。そういう意味では家庭菜園向きの野菜だと思います(^^)

 もともと、夏場の葉物不足に関しては、私は空心菜(クウシンサイ、エンサイ)を植えることが多かったです。これも使い道が色々あるので、我が家では割と重宝していたんです。

クウシンサイ(やまむファームHPより)

 ただ、空心菜は収穫のピーク前後になってくると、いっつもホオズキカメムシのマンションになってしまうのがネックでした(><)

ホオズキカメムシ(施設園芸.com HPより)

 ホオズキカメムシ自体は、多少増えたとしても、そこまで被害が大きくなるような虫ではないのです。ただ、空心菜を植えると、毎年そこにはとんでもない量の彼らが居住するんです。その数たるや、もう凄まじい状況で・・・(^^;)

 そんなこんなで、今年は空心菜ではなく、チンゲンサイを作っています。

 品種にもよりますが、チンゲンサイは暖かい時期ならだいたいいつでも蒔けます。ざっくりと3月~9月ぐらいならいつでもいける感じで、そこからだいたい、ひと月半ぐらいで収穫です。

 チンゲンサイの栽培は3年ぶりぐらいです。前回はビミョーな出来(可もなく不可もなく・・・な感じ)だったので、今回はもう少しうまく作りたいなぁ、なんて思っています(^^;)

トウガラシ

 今年の農園うしおでは、トウガラシを2種類(※シシトウまで入れるのであれば3種類)栽培しています。ひとつはオーソドックスな「鷹の爪」、もうひとつは「キムチ用トウガラシ」です。

①鷹の爪

 「鷹の爪」と聞くと、「鷹の爪=赤トウガラシの乾燥品」だと思っていらっしゃる方が多いかと思いますが、厳密にはトウガラシの品種名になります。

 日本国内で流通しているトウガラシの多くは「天鷹」という品種になります。これに比べ「鷹の爪」はおおよそ2倍~3倍辛いと言われています。

 またその生産地はほとんどは外国(中国産がほぼ9割)です。国産のトウガラシって、それだけでも結構貴重だったりするのです。

 さて、私はちゃんと「天鷹」ではなく、「鷹の爪」の種をゲットして、ほんまもんの「鷹の爪」を作っています(笑)今現在は、やっと茎が少しガッシリし始めたかなぁ、というぐらいです。そろそろ強風対策の杖立をしないと、ポッキリ折れそうで怖い・・・(苦笑)

 私がトウガラシを育てている理由はシンプルです。それは、単に美味しいからです。 

 トウガラシって、なかなか直でかじって味見をする人も少ないので分かりにくいかと思いますが・・・家庭菜園で自作すると、市販のものよりはるかに美味しいです。かじるとすぐわかります。ですので、家庭菜園をする人にはぜひ一度はつくってほしいものだったりします。

 この「鷹の爪」、実は1株だけでも収穫は100本程度は採れるため、一般家庭の使用量なら軽く1年~2年は持ちます。

 ・・・ですが、今年の私は何をトチ狂ったのか、15株も栽培しています。

 目指すは、完全自作の一味唐辛子と、これまた完全自作の青トウガラシの塩漬けです。どちらも、原材料さえちゃんとそろえば一瞬で加工できます。周りに配りまくって、自作トウガラシのおいしさを布教(笑)したいと思っています!(^^)

②キムチ用トウガラシ

 先ほどの「鷹の爪」は割と辛いトウガラシですが、こっちのものは割と辛さが控えめな品種になります。

 日本の方がキムチなどを自作する際、通常の日本のトウガラシ(鷹の爪や天鷹など)で作ろうとすると、非常に辛くなってしまいます。かといって、量を控えようとすると、全然赤くならなかったりします。

 韓国料理や韓国漬物に用いられるトウガラシは、色は真っ赤だけれども辛さはマイルド、そういった品種が使われているのです。

 日本では、苗も種もあまり手に入らない部類のものです。恐らく、簡単に手に入るのは、トーホクの「キムチトウガラシ 光輝」の種ぐらいではないかと思います。私もこれを使っています(^^)

 なぜこれを作っているのかと言うと・・・最近嫁さんが豆板醤を作るのにハマったからなんです。しかも、悔しい(?)ことに、これがなかなかのウマさだったんです、軽く感動を覚えたぐらいなので(笑)

 ひょいっと買ってきた市販品のキムチ用トウガラシと、ひょいっとかってきた空豆でこのウマさになるんなら、どっちも自作してやろうやないかい!と思って、まずはそれ用のトウガラシを作っているという訳です。

 キムチ用のトウガラシはおおむね10月頃~11月頃に収穫です。また時期を同じくして空豆が播種の時期になり、収穫は5月頃となります。

 なので、ほぼ完全自作の豆板醤の漬け込みまでは、まだまだ1年弱の時間がかかるものの・・・まぁなかなか夢のある話だと、個人的には思っています✨(笑)

さいごに

 今回は、ゴーヤ・チンゲンサイ・トウガラシについてお送りしました!

 相変わらず、ちょっと濃いというか、ニッチな情報が多い感じですが、そこはご愛敬と言う事で(^^;)

 また次回も、ニッチな情報盛りだくさんでお送りする予定です。それでは!

・・・おわり

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