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NEWSIES

2021.11.12

ブロードウェイミュージカル『NEWSIES』
梅田芸術劇場 メインホール


約1年半越しのNEWSIES。待ってました🙌

YouTubeのもの見てダンスパフォーマンスやば!ショーみたい!!って思ってたんだけど、、、日本版の舞台セット、美術、演出、パフォーマンス、どれも素晴らしかった✨

ニュージーズたちが舞台の下(普段だと、オケピのところ?)からひょいっと出てくるのが良い。下層で貧しく暮らしているイメージに加えて、かくれんぼみたいなあどけなさもあって良い。

なんだろうか。広大さん出て来た時の大きく感じる、あの感じ。スリルミーでも感じたやつ。
ジャックと共に暮らす、不自由な自分の足をジョークを言って笑顔で振る舞う姿がたくましくて。スキッパーの笑顔が太陽のようで、ちょうど日が登ってきたから、クラッチーが太陽を呼び寄せたかと思った。

子どもが働くには、とても優しくない世界で。親がいなくても、右足を引きずっても、この土地で生きる。それは簡単じゃないし、とても生きづらかっただろう。だけど、クラッチーには笑顔があった。誰よりも笑顔だった。それは同じように親がいなく、足の不自由な自分にも対等に、そして支えてくれる仲間がいてくれたから。きっとジャックにとってもクラッチーは太陽のような存在だったに違いない。

右足を松葉杖で支えながらも、ニュージーズとともに躍るダンスはもう圧巻。なんで右足使えないのに、こんなにもバッキバキに魅せるダンスを踊れるの???ダンシングマシーン松岡広大。右足を封印しても身体能力の高さが光っていた。すごすぎる。今まで世界各国で上演されてきたクラッチーの中でも、1番ダンスをするクラッチーなのでは?と思った。クラッチー見たいけど、他のニュージーズもそれぞれダンスすごすぎて目が足りなかった。アクロバット万歳だったし、動きが凄すぎて理解できない。どうやったの?ってなる。素晴らしい。タップ初心者が多かったってあるけど、それ本当?ってくらいかっこよかったなぁ〜。

クラッチーが捕まっちゃうところは迫真の演技だったし、お手紙のシーンも涙が止まらんかった。

新原くんはオレンジ髪で見つけやすかった🍊
歌のパートも増えてて、ハンサムのアルバム収録時とは声も全然違くてビックリした!
ニュージーズの中でも猫背半端なくて、立ち方にも荒々しいNY育ちさが出てた。

大河くんは誰に合わせても声にまとまりがあって綺麗だった!きっと一緒に歌う人は気持ちいいだろうな。キメるところキメるのはさすがジャニーズだった。

清史郎くんのデイヴィはお芝居の安定感。弟役の子とのやりとりが自然。そして弟役の子が可愛い。歌って踊る姿は新鮮だった。

咲妃みゆさんは今回も素敵すぎた。
難しい音程も歌いこなして、ダンスのキレもカッコイイくて綺麗だった!

霧矢大夢さんや松平健さんの存在は、若手が生き生きとなるような舞台に安定感をもたらしていた。

親がいない、教育を受けられない、子どもの労働、その働く子どもの生活を脅かす卸値の上昇。かなりシビアなテーマだったけど、ディズニーってのもあって、深刻だけど暗く重くなり過ぎず、その中にも友情や彼らの生きる楽しさだとかも垣間見れて、夢と希望に満ちた作品だった。ダンスもショーみたいで、まるでディズニーランドにいるみたいなキラキラ感と観劇後も続く高揚感。よかったぁ〜。


帰り道真後ろにいた、塚オタさんや普段舞台やミュージカルは見てないだろうジャニオタさんの感想が聞こえてきて、各界のオタク面白いなぁ〜と思った。

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