2021.06.26

私はクリスチャン(キリスト教信者)である。
この日本において、クリスチャンというものは少数派である。プロテスタントのクリスチャンというのは人口の1%にも満たない。

そのため、クリスチャンとして生きづらさを感じることも多々ある。
通っていた保育園では、定期的に「近くの神社でお参りをする」という文化があった。子どもながらも「私はクリスチャンなのに、神社で手を合わせてカラカラをしてもいいのだろうか?」という葛藤があった。でも、周りの友達がやっていることを、私がやらないということはとても勇気がいることで、神様にごめんなさい😢して、私も一緒にカラカラしたことを覚えている。

人生において、そのようなクリスチャンとしての葛藤を抱くことは本当にたくさんある。


そんな少数派だからこそ、同じクリスチャンの集いは励ましの場となる。
大学時代に出会った、大学生のクリスチャンの集まりでは、同じ地区や全国にいる同世代のクリスチャンと出会い、同じようにクリスチャンとして葛藤を抱いてるみんなと、この日本において、クリスチャンとして生きていくこと励ましあった。

今日はそのクリスチャン団体のイベントの日であった。社会人になって、なかなかイベントに参加することはできていなかったけど、今回は奉仕者(イベント企画参加者)として参加することができた。
一緒に学生時代励まし合った同世代のクリスチャンの友人から現役大学生まで、約10歳差の幅がある年齢層がイベントに参加した。

今回のイベントは仕事について取り上げられて『クリスチャンが働く意味』というテーマで聖書を開き、人生の先輩からお話を伺う機会が持てた。
私が奉仕した職域ラジオでは「医療」の枠組みで、同期の医師、薬剤師そして看護師の私の3人で、事前にもらった質問に対して経験談を話したり、クリスチャンとして医療の場で働く意味は何かと語り合った。

この1週間はこの準備にたびたび時間を費やした。同じ医療を志す学生さんに何を話そうかを考えていた。
しかも「職域ラジオ」というイベント名から、誰がパーソナリティやる?BGMはどうする?これらの質問に対して、どういう順番で答えて展開していく?など話し合い、文章を考えたりした。
毎週ラジオをしてくれる生成くんの働きの素晴らしさを、ここでまた実感した。生成くん、いつもラジオありがとう😭💓

「職域ラジオ」本番では和やかな雰囲気で、同期3人で楽しく、時に真面目にトークすることができた。つたない語りではあったものの、参加してくれた学生さん達や、医療者の方々と共有することができて嬉しかった。
学生さんたちの声も直接聞けて、これまためちゃくちゃ可愛くてキラキラしてて癒された🥺💓
同じ医療系、同じクリスチャンとして、その子達の人生を応援していきたいと思った。
いつかまた医療系の交流の場があったら、ぜひ参加したいな☺️

クリスチャンとして生きることへの生きづらさ。クリスチャンとして生きることを妥協してしまう弱さ。クリスチャン同士の励まし、そして何より神様が共にいてくれるという希望をみんなと語り合い、共有できたことは、本当によかった。

私はこれからもクリスチャンとして、葛藤しながらも、生きていきたい。

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