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夢日記687 ~ 会場に置くな ~

 私は、勤務校の卒業式に出席すべく、式が始まる前の会場に入った。会場の入口付近と卒業証書が手渡される演壇の付近には、恐ろしく大きい字で「吉寺先生」という聞いたことのない先生の名前だけが書かれた立て看板が置かれていた。しかも、誰が書いたのかは不明なうえ、その「吉寺先生」という字はものすごく汚かった。なんなら、私が書いたほうがきれいだと思うくらいに汚い字だったので、私はこの字を多くの人に見せるのは恥ずかしいことだと思った。

 さらに、会場内には、非常に汚い字で書かれた色紙のようなモノもがたくさん置かれていた。挙句の果てには、その色紙の中に「吉寺先生にお聞き声」といった明らかに日本語として不自然なものあった。私は、自分の勤務校が残念な学校であることを改めて痛感した。

                              < 完 >

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