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夢日記510 ~ 通帳記入専用の施設 ~

 私は、駅前の公園に設置されている電話ボックスのような箱に、ひとりの男性が入っていくようすを目にした。よく確認してみると、それは電話ボックスではなく、そこで通帳記入ができるという施設であった。私は状況がよくわからないながらも、通帳記入をしようと、その電話ボックスのような箱に入っていった。

 箱に入った瞬間、私は病院のような施設に移動した。施設の窓口には、ひとりの女性職員が座っていた。私は、その女性に「通帳記入がしたいんですけど」と告げた。女性は「そんなこと、いちいち聞くな」とでも言いたげな冷たい表情で、「あちらでどうぞ」と言って別のカウンターを指し示した。

 私は、そのカウンターで通帳記入をしようとしたが、カウンターにはカードリーダーがひとつ置かれているだけであった。私は、いまひとつ通帳記入のしかたが理解できていなかったが、手に持っていたカードをとりあえずカードリーダーに通した。しかし、カードを通した角度が悪かったのか、まったく反応がなかった。私は、角度を変えたり、力加減を調整したりしながら、何度もカードを通した。しかし、やはりまったく反応がなかった。反応がなかったために、私は急に恥ずかしい気持ちになって、そのまま施設から出た。

 私は自転車に乗って帰宅しようとしたが、自転車に乗る前に、手に持っていた筒状の容器を確認した。その容器の中には、少し前に私が店で買った商品が入っていた。また、商品といっしょに、まったく心当たりのない米粒も大量に入っていた。私は、大量に米粒が入っている理由がわからず、動揺した。しかし、すぐに私は「さっきカードリーダーにカードを通した際に、米粒が容器に補充されたのだ」と悟った。

                             < 完 >

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