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夢日記783 ~ 校長っぽい男 ~

 私が職員室で仕事をしていると、頭にスーツのジャケットをかぶった不気味な男が職員室に入ってきた。一瞬、私は動揺した。しかし、その男が発する声は、どうも校長の声のようであった。
 男は、ジャケットを頭から外して、私に向かって「今日はプリント作るとか何とか、仕事ないんかいな?」などと言い出した。私は、「いや、いつもどおり、ありますよ」と答えた。受け答えをしながら、私は男の顔を見た。声はまちがいなく校長なのに、顔は校長よりもやや彫りが深く、浅黒かった。その男はおそらく校長ではないと思われたが、声はいくら聞いても校長であった。私は、その男が校長なのかどうか、最後までよくわからなかった。
                            < 完 >

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