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夢日記377 ~ ローマ数字の是非 ~

 私は、勤務校の社会科の教科会に参加することになった。教科会は、職員室のド真ん中のいくつかの机を囲んでおこなう形式であった。社会科の教科会なのに、なぜか現場を仕切っているのは、何名かの国語科の教員であった。しかも、教科会の参加人数に対して、明らかにイスの数が足りない。最終的に、職員室の中央のテーブルを何人かで囲んでおこなう形式ではなく、職員室全体を使って、職員ほぼ全員が参加する形で教科会をおこなうことになった。

 まず、報告者である私を含む数名の先生の授業プリントを、先生方に配布することになった。そのとき、司会進行係のクロちゃんが、職員全体に向けて、このように叫んだ。

「授業プリントにローマ数字を多用されている先生がおられるようですが、『ローマ数字を使うのは改めるべきだ』という考えがあることをお知りおきください。」

 どうやら、クロちゃんの中では、ローマ数字を使うことは「カッコつけている」とか「イキっている」という印象らしい。したがって、「ローマ数字を使うのは好ましくない」ということのようである。

 一方、私は、ローマ数字を使ったプリントは体裁や内容さえ完璧であれば、非常に美しいプリントであると考えていた。そのため、私はクロちゃんに対して非常に強い反発や怒りを感じて、クロちゃんにメンチを切るなどした。

 その後、プリントの配布が始まり、かなり時間はかかったものの、先生方にプリントがいき渡った。まず、私から報告をすることになり、私は第一次世界大戦についての報告を始めようと思った。しかし、いかにも厳しそうな日本史専門のT先生が細かい指摘をしてくるのではないかと、私は不安になった。そのまま、非常にドキドキしながら起床。

                            < 完 >

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