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夢日記92 ~ 不便なデンモク ~

 3人の同僚といっしょに、カラオケに行った。我々が通されたルームには、画面が3センチ四方しかない、異様に使いにくいデンモクがあった。しかも、デンモクを使うとその画面がモニターにそのまま映ってしまうせいで、モニターの歌詞や映像がまったく見えなくなったりするなど、イライラする点が随所にあった。

 私はデンモクを使って陰陽座の新曲を検索していたが、あまりにデンモクが使いにくすぎて、まったく歌う気がなかった「涅槃忍法帖」を入力してしまった。

 そうこうするうちに、いっしょにいた同僚たちがみな、いなくなった。かわりに、別の同僚が次々と入ってきた。彼らはことごとく、とっつきにくい人や、ほとんどいっしょに遊んだことのない人であった。

 徐々にからみづらい同僚が増え、どんどん変な空気になりながら起床。

                             < 完 >


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