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夢日記521 ~ 焼き物についての知識 ~

 職員室で、社会科教員のS先生が、机上に何種類かの高級そうな焼き物を並べていた。それらは業者から送られてきたものだそうで、社会科の教員で回覧しているところらしい。回覧ということは、私も含めた社会科のすべての教員が見たあと、誰かがその焼き物をもらうことになると思われた。そこで、私は「(焼き物を取り合う)ケンカでもしろ、ということなんですかね?」とボケたが、S先生に無視された。

 その後、私とS先生がその焼き物について話していると、数学科のT先生(60代・男性)が私物の焼き物を取り出して、「この焼き物、何ていう名前や?」と私に聞いてきた。私は焼き物の知識がまったくないので、その焼き物の雰囲気や絵柄を見ながら「いや~、ちょっと知らないですね~。よく見る絵柄ではあるんですけど」と答えた。しかし、私が知らないと言っているのに、T先生は2度~3度にわたって「何ていう焼き物や?」と重ねて聞いてきた。私は、何度も同じ答えを返した。

 T先生とそんなやりとりをしていると、S先生が「焼き物と農家の方々との関連性」についてのウンチクを披露し始めた。私は、そのウンチクが誤っていると心の中で思いながらも、黙って聞いていた。

                             < 完 >

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