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独学のフランス語学習オススメ本&サイト。

入門〜初心者向け文法書

清岡智比古先生のシリーズ
オネエ口調で展開されるフランス語の本。正直なところそれが受け付けられるか受け付けられないかでこの本が合うか合わないか決まってくると思います(笑)本当にオネエなのかと思ったら、NHKのフランス語講座に出演されてて普通にイケオジでした。一番はじめの文法書として一番薄いから選んだのですよ。分厚くて詳しい本をいきなり買っても良いのだけれども、それで挫折するよりはまずは一通り満遍なく無理なく読めるものという感じで。通し読みする分には1〜2時間で読めてしまうボリューム。物足りないという方も多いかもだけれども、先生もいないしフランス語初めて!って場合の入門としてはフランス語の骨子として全体がどんなもんかみるためには最適な本だと思います。はじめは問題集だけ買っても良かったかもって思ったのだけれども、読み返すときは入門の方読んでます。でも、どちらかだけでもいいかもしれません。
「フラ語動詞こんなにわかって良いのかしら?」については結局アプリの辞書をみてしまっているのでいらなかったかも。紙の辞書を使っている場合などはあった方が良いと思います。

辞書

Larousse Dictionnaire Anglais/Français
基本的には私は英仏辞書を使っていて、万が一その英語がわからない場合はさらに英和をひいていたりします。

普段使っているのはiPhone版のLAROUSSE。どの参考書、どの本よりも使っているのに、この記事を書いている時点で610円。(たぶん私が買ったときは750円くらいだったと思います。日本語が絡む辞書ってなんであんなに高いんだろうね。)この本は英仏仏英で、英語とフランス語で同じ例文がひたすらたくさん載っているみたいな辞書です。語源などが載っているタイプではないのですが、英文からの例文があればニュアンスが掴める方ならかなりおすすめです。私は日本語からフランス語を起こすってことをあんまりしないので、和仏がいまいち使いづらいのです。
この辞書の良いところは例文の読み上げがあるところ。ただ10年近く使ってるんだけれども、時期によって音声読み上げをすると落ちるとかあるけれどまぁ安かったのと、使い倒してるので使えないときはCD紛失くらいの気持ちで生暖かく見守っています。基本的に動詞の活用の確認とかもこちらでしています。


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ウェブ版で良い方はこちら。


Dictionnaire Le Robert Mobile
iPhone版仏仏辞書のLe Robert。これを使いこなせるようになりたい!と思って安さも相まって購入したわけですが、たまーに読むようにはしているものの使いこなしてるとは言い難いけれど、ただ参考書なんかよりずっとお安いのであっても良いと思う。辞書ってボリューム的にたまに読むだけで参考書から得られる以上の情報をとれるので。
Dictionnaire Le Robert Mobile


ポケプロ仏和和仏
全然オススメしないのだけれども、ものすごく急いでて英単語思い浮かばない!ってときはポケプロもたまーに使います(笑)そもそもこれ自体電子辞書をメインで使っていた時代、スマートフォンすらまだみんな持ってない頃、iPod Touchの方に予備として入れていたわけだけれども、頻度はともかく10年現役いれてるから良しとしようかなと(笑)いっときiOS更新したら使えなくなったけれども、復活したしね。(ポケプロは同じ頃に買った英和和英も持っているのですよ。ちょっと調べるくらいなら余計なこと書いてなくていいよね)


プチ・ロワイヤル仏和辞典・和仏辞典
とっかかりは手持ちの英語学習用に買った電子辞書に追加コンテンツとして、フランス語辞書を入れていました。(プチロワイヤル)今は辞書ごと実家の父にあげてしまったので、手元にないけれど。iPhoneアプリの方は私は使っていないのですが一応。一番はじめの1年くらいだけ使ってたと思う。全然使っていなかったわけではないのだけれどもその後あんまり使ってないけれども日本語をベースに学習されるならありだと思う。

ちなみに電子辞書を買うならば、メルカリかヤフオクがオススメです。使う人は売らないため、美品ばかりが出品されている上に数千円で純正カバー付もあったりする。何十冊ものコンテンツが入っているのでアプリを買うよりもお得です。ただ、外でも勉強する場合スマホで済むならその方が荷物が少なくて済むんですよね。

中心者向け文法書

「ケータイ〈万能〉フランス語文法 実践講義ノート」
ケータイとは?と問いたくなる厚さ、重さの本。アルファベ(アルファベット)やアクサン(アクセント)からはじまっているのでいきなりこの本からはじめてもいいのだけれども、オススメしない理由は分厚すぎるから。初心者からいきなりこの厚さを渡されても心が折れると思う…。体感ボリューム的に、清岡先生の「わかりやすいにもほどがある」の5倍で効くのかな?10倍以上ない?内容的にはとてもいいものの、充実しすぎているので個人的には清岡先生の本を3周くらいして骨子にしてからその隙間を埋めるために読むのが正解だと思う。

中級?上級?文法

京都大学名誉教授:東郷雄二先生のサイト
プチロワイヤルの著者に加わっている方で、たまたま疑問に思ったことをググったら旧サイトに行き着いて講義のPDFが置いてあったので、以前読んでいたのですがフランス語文法に関する根幹のような内容で、より詳しく知りたい方は読んでみるのも良いと思います。


中級フランス語 あらわす文法:東郷雄二
中級と書いてあるから中級なのだろうけれども、多くの人には上級編にみえそうな気がします。サイトをオススメしたついでに。東郷先生の本は表面のみのフランス語ではなくて、どの言語でも言葉の意味として現れているのはは氷山の一角なんて言われるように、意味そのものの水面下には膨大なイメージが隠れているわけですが、どのようなイメージというか着想がその文法にあるのか?といったことが書いてあるんだよね。「ただの翻訳」ではなく、フランス語そのものを知りたいという方向け。どこからが中級でどこからが上級なのか?というのはものすごく微妙だと思うのですが、ここを超えないと上級なんかじゃないというのはちょっとわかるような気がするのです。

単語系

はっきりいいます。わたくし中高生時代も含めて単語帳系の本をまともに最後のページまで開ききったことございません!(持ってるには持っています。)ということで、最後のページまで唯一開ききったもの…というと、こちら。
遠目の1枚絵のイラストの中に描かれているもののフランス語単語が書いてあるというタイプのものです。正直単語数は多くないと思うけれども、最後まで開ききったしよく開いてたという意味では個人的には一番役立ったと思います。ただ、私自身記憶の仕方が映像記憶型なので、文字の羅列のものならば、一つ一つのイメージを脳内で作り出してそれとムズビつけないと、覚えるのが難しいという点もありこの本が良いと思ったのですが、音声記憶型、テキスト読み込み型とかならば、別の本のが良いのかもしれません。いつか記憶の方について思うことについては記事にしてみようと思います。

会話・例文集系

フランス語会話フレーズブック
実は本の方はほとんど開いてないです(笑)音声のカタログ状態。CDをひたすら電車の中で聴いてました。スピードラーニングよろしく聞き流しまくっていたので、本は開いていなくても元はとれていると思う本。幼稚園の申し込みから喧嘩・離婚までカバーしてて割と思いつくような文章は全て詰まっているので、問答会話じゃなくてもよければ会話はこれ1冊だけで良い気がします。電車で聴いてた時のふいうちで「君が死ぬほど好きだ!」「君のことで胸がいっぱいだ!」「自分でもどうしていいかわからないぐらい、彼のことが好き」と甘ったるいフレーズ集(254ページ)がきてしまったときの衝撃。(笑いそうになるのを必死にこらえてました。)「君が好きだよ」っていいたいだけなのにのヴァリエーションが20あるんだけれども、20人に違うフレーズで告白できてしまうフレーズの大容量パック。私そんなにたくさん告白したことないわ。しかもただの棒読みじゃなくて割とシーンに合わせた演技がされてるのですが甘ったるいフレーズ無双の後に来るのが、告白を断るフレーズだったりするのですよ。「他に付き合ってる人がいるの」「私のこと誤解してる」「彼女はいい人だけど、好みじゃない」しかも割と暗い声。フランス人って大変だなぁって思いました。

読み物

101 French Proverbs
ことわざ4コママンガのベースになっている本。ことわざ一つにつき10行程度の小話が乗っているので1日1つ読むとかも良いと思います。英語話者向けのテキストで巻末に英語も載っているので私はそれで答え合わせをしているのだけれども、人によってはフランス語も英語も読めて一粒で2度美味しいってなるのかな?

宇佐兎三のフランス語ことわざ漫画
しれっと宣伝させていただきます。当方がnoteに連載中のフランス語のことわざ漫画。4コマ部分は初心者でもある程度の文法等がわかっていれば、すらすら読める程度の長さ、難易度になっています!
基本的にフランス語の4コマ部分とコラムは無料。4コマの日本語・英語訳が必要な方のみマガジン登録が必要です。

TINTIN(タンタン)シリーズ
ベルギーの漫画家Hergeの作品。ものすごく平たくいうと、内容の雰囲気は映画版ドラえもんなのだけれども、主人公は名探偵コナンみたいなマンガ。非日常の中で話が繰り広げられるので、単語を拾うのは大変だけどおもしろいです。ただ、セリフが日本の漫画に比べるとめちゃくちゃ長い(笑)
リンクのものとは違う本だけれども、こんなかんじ。

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Passages―De France et d’ailleurs 東京大学フランス語教材
ごめんなさい、読みきってません。が、内容的には中学校や高校生のときの英語のテストにでてきたような長文問題の長文部分ばかりがのっているような本です。東京大学の第二外国語用の本らしいのだけれども、ものすごくきっちりと文法的なところについても内容についても解説が書いてあるのでちょっと難しめなものをきっちりと読もうと思う場合はこちらの本がオススメだと思う。

レビューも読みたい方はこちら(ただし、古本しかないみたい。)

新品が良い方はこちら。

リスニング+リーディング

rfi
フランス留学をしていた友人のオススメのフランスニュースサイトで、以前本気で勉強していた頃はきいてました。波形と一緒に表示されているÉMISSIONというのがあると思うのですが、こちら下に表示されている文章と同じ文章が読み上げられる、毎日新しいものが更新されるので、ニュース的なリスニングをしたい方は試してみてはいかがでしょうか?


Youtubeとかは全然チェックしていないので、今回ご紹介させていただいたのはサイトでもかなりオカタメなところのみなのですが、今後も良いものをつけたら紹介していきたいと思います!

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