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ジャンル問わず記事でおもしろかった記事保存用。デザイン・ビジネス系が多めですが、漫画であったりとか短編小説も面白いものは入れています。
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#フォレスト出版

すべてのライター・編集者必読の書

すんごい本が出ました。 おとといAmazonでポチって、昨日の午前中に届いて、さっそく読み始めたものの、冒頭の数ページで惹きこまれて徹夜で読み切った小説のような勢いで、476ページを1日で読み終えた。 それが、この本。 世界的ベストセラー『嫌われる勇気』のライターで知られる古賀史健さんが、3年がかりで書かれた新刊『取材・執筆・推敲――書く人の教科書』です。 昨日は昭和の日で祝日でした。 1日中雨が降っていたので、ちょうどいい「積ん読デー」ということで「よし、今日は読

結果を出す人が重視する「行動」は、量か、スピードか、質か?

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。 ビジネスパーソンの必須スキルとも言うべき「行動力」。行動力がその結果を大きく左右することは、誰もが認めるところですよね。 「行動」というと、「量」「スピード」「質」などに分けて論じられるケースが多いものです。今までにも、これら3つを比較しながら、「どれが一番大切か? 重要か?」という命題に対して、それぞれの専門家が自分の知見や経験を基に、それぞれの主張を繰り広げてきました。関連のビジネス書も多く出版されています。 「行動は

【1章まで期間限定公開⇒終了】『商品売るならShopify』まえがきまで引き続き公開中

発売前の新刊『商品売るならShopify』の全文公開は、5日間限定で終了しました。多くの方にご閲覧いただき、ありがとうございました。なお、「はじめに」は引き続き公開中です。ご興味のある方は、ぜひご覧ください。 フォレスト出版編集部の寺崎です。 このところ話題の「アマゾンキラー」と呼ばれるサービスがあるのをご存じでしょうか。 カナダ発のEC構築プラットフォームの「Shopify(ショッピファイ)」です。 ※音楽配信の「Spotify(スポティファイ)」ではありません。

【前書き全文公開】とタリーズナンパ事件。

たった1人きりの人事が、1年半で68名を採用、しかも1人当たりの採用単価は3万9725円。 にわかに信じがたいお話です。たった1人でごく短期間に大量採用を実現していることはもちろんですが、採用で一般的に利用される紹介会社を経由すると、1人当たりの採用単価は、90~150万円になる、と言われます。 この驚異的な実績から、ついたあだ名は【採用モンスター】。 採用モンスターこと、鴛海敬子(おしうみけいこ)さんは、その後、活躍していた企業から退職することを宣言、すると、なんと6

編集者は「電子書籍」をどう考えているか?

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。 2020年も1カ月を切りました。ご承知のとおり、新型コロナをきっかけに、ビジネスシーンにおける各業界の常識がガラリと変わってきています。コロナ前からも「VUCAの時代」と叫ばれ、変化が求められてきましたが、コロナ禍で一気に前倒しになったことは誰もが認めるところでしょう。 ▼「VUCA」とは? 出版業界も例に漏れず、さまざまな変化が求められています。その中の1つに、「電子書籍」があります。電子書籍市場は年々着実に伸びてきてお

「かっこいい」「おしゃれ」なデザインが最終目標の人は、読まないほうがいい本!?

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。 ご承知のとおり、コロナ禍により、業界・会社の大小・個人事業主を問わず、自社サイトでの集客、販売は、今まで以上に重要になってきています。この流れは、さらに加速していくのは間違いないでしょう。 ただ、世の中には、売れるサイトもあれば、売れないサイトも存在します。 その違いは何なのか? それは、「商品・サービス内容の差ではない。自社サイトのデザインが『売れる(集客できる)』デザインになっていないから」と断言する人物がいます。

第28回#「もし、あなたがビジネス書を書くとしたら・・・」

こんにちは 出版局の稲川です。 先週、私が編集担当した本の見本が無事に印刷所から上がってきました。 これまで、企画の立て方から売れる文章術まで、ビジネス書を書くエッセンスを述べてきましたが、 この本が出来上がってくる瞬間というのは、著者にとっても編集者にとってもドキドキの瞬間です。 とにかく、編集者は本がミスなく印刷されてくるかが最もドキドキするのですが、著者はこれまで文章に注力してまとめ上がましたから、実際に本という形で見る瞬間にドキドキします。 そんなさまざまな思

第29回#「もし、あなたがビジネス書を書くとしたら・・・」

こんにちは 出版局の稲川です。 出版の世界では、本にまつわるいろいろな話が飛び交います。 とくに、「なぜあの本はベストセラーになったのか?」という話は業界でも当然、関心が高い話題です。 ちなみに2020年、現在で売れている本を見てみましょう。 以下は、2020年1月から10月まで、取次の日販で取引が多かった本のデータからの本です。実売部数での換算ではありませんが、比較的正確な売れ行きと思います。 【単行本】 (実用書)『あつまれどうぶつの森完全攻略本+超カタログ』ニンテ

【かくれ繊細さん】一見外向的だけど傷つきやすい「HSS型HSP」を知ってほしい。

関連書籍の大ヒットもあり、テレビなどの大手メディアで、「HSP」「繊細さん」という言葉をよく聞くようになりました。 人気タレントのロンブーの淳さんがHSPを公表、そこから一気に知れ渡ったように思います。 ただ、正直、「淳さんがHSP・・・?」と思ってしまったことも事実。私はロンハー世代なので、ガサ入れとかしていた淳さんが、内向的で繊細なHSPとはどうもしっくりきませんでした。 そこで、HSPについて調べたところ、HSPにも種類があり、なかでもHSS型HSPという、「一見

【カメラ初心者】写真が劇的にうまくなる、簡単テクニック5選

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。 InstagramをはじめとするSNSの影響や、スマホのカメラ機能向上に伴い、ひと昔に比べて写真を撮ることが当たり前になった今、新たに一眼レフカメラを購入して、本格的にカメラや写真にハマる人が根強く存在するようです。 趣味で楽しむ人もいれば、趣味が高じてSNSに投稿した撮影写真が注目を集め、副業カメラマンとして活躍し始める人もいたり、この時代ならではの動きが出てきています。 『副業するならカメラマン』の著者で、超人気カメラ

伝説のせどらー「たそがれ親父」を知っていますか?

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。 コロナ禍において、マスクをはじめとする日用品を買い占め、それらを定価の数倍の価格で転売するビジネスを展開し、社会的な批判を受けた悪質「転売ヤー」。多くの人が今すぐにでも必要としているもの、不足しているものを、ある程度高くても手に入れたいと願う消費者の足元を見て、多額の利益を貪る――。 こんな自分勝手で悪質な行為は、決して許されるものではありません。 ただ、今から約10年以上前、今のような社会的な批判を受けるような悪質な転売

祝『独学大全』出版記念 読書猿さんについて知っていることを私なりに伝えます。

先月末、とうとう『独学大全』(読書猿、ダイヤモンド社)が出版されました。800ページ近く、税込み3000円以上ながら、発売日に重版が決まるほどメチャクチャ売れているようで、私もうれしいです。 twitterで担当編集者さんが読書猿さんにアプローチをしていたのを見たのは『アイデア大全』出版直後。それから時間がかなり経ってヤキモキしたこともありましたが、その甲斐あってモンスター級の仕上がりになったことに感無量です。 というのも、弊社で『アイデア大全』『問題解決大全』を担当させて

第24回#「もし、あなたがビジネス書を書くとしたら・・・」

こんにちは 出版局の稲川です。 先週の10月2日(金)、女優の石原さとみさんが一般男性の方との結婚を発表しましたね。 結婚を決めた理由として、新聞にこう書かれていました。 『健康や食、ライフスタイルの価値感も似ており、親孝行や家族への考え方も同じ。初めて男性の家族と会った際に「私もこの家族と家族になりたい」と涙が出るほど温かい気持ちになったという。』 (『デイリースポーツ』2020年10月2日付より) とっても素敵ですね。 さて、いきなり石原さとみさんの話題を書いたの