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クリニックの選び方


一般婦人科と不妊専門クリニック。
区別しづらかったり
「不妊」の響きに抵抗ある…って人も多いはず。

一般的に、避妊をやめて半年で妊娠率は70-80%
1年経って妊娠しない場合を「不妊」と定義する

妊活のクリニック選び。
参考になれば幸いです。


一般婦人科

・近所にあるので行きやすい
・婦人科に通う方も多いので気持ちが楽


わたしも最初は一般婦人科でした。
かかりつけ医も居なかったので
女医さん、家から通いやすい、産科が併設ではない
という3本柱が条件。

産科はどうしても突然の急患が多くなるし
幸せそうな妊婦さんが多い中で
不妊で通う自分はみじめだろうなあと。

選んだレディースクリニックの先生は
40代くらいの女性で、きつめの雰囲気とは裏腹に優しく
看護師さんたちもフランクでした。

ただ、前に検査した項目などあまり覚えていてくれず、
同じことを何度も聞かれたりするのが常でした。
カルテあるじゃん…と何度思ったことかw

基本的に生理周期に合わせて検査します。
生理食塩水通を卵管に通して詰まりがないか確認する
【通水検査】は問題ありませんでした。

卵管造影検査のほうがいいのかな?とも思いましたが
とりあえずは簡易検査としていいのかな~と受けました。

ステップアップを考え始めたタイミングで
排卵日付近に性交渉をし、子宮頸管の中に精子を確認する
【フーナー検査】を受けたいと伝えました。

「それがもし不良でもどっちにしろ人工授精」と言われ、
良好な精子だけを集めて子宮に直接入れる
人工授精にも一度チャレンジしました。(2万円)

今思えば、抗精子抗体はフーナーテストが明らかに不良...
そこで分かれば無駄にお金払わなくて済んだのに~と
今更ながら不信感が募っています笑

不妊専門クリニック

・お腹の大きい妊婦や子連れがいない
・餅は餅屋、専門医という安心感
・高価なイメージがある

不妊専門クリニックに通う!と決めてから
自治体のリストやまとめサイトなどで
行きたいエリアのクリニック名をかき出しました。

治療の範囲、どんな医師がいるか、休み、営業時間、
場所等を書き出していきました。

軸は「土日祝も対応可能」でした。


仕事はなんとかなりますが、
排卵はコントロールできないので!!!

そして駅チカで仕事場との間のクリニックを選びました。

初診はいつでもOKとのことでD8(月経8日目)
土曜の午前だったのもあり、待合室は満席。
紹介状を持って行ったものの、検査はイチから。

コロナのため同伴禁止だったため、夫は近くで待機。
これが功を奏し「近くにいるなら今採血できるよ」と
言ってもらい夫も採血してもらえました。

夫婦の採血結果が出るまで治療に進めないので、
早め早めで動けるのは大事だなと思います🌱

先生や看護師さんはとても分かりやすく優しいのですが、
受付がポンコツで医師から言われたことが通っていないなど
ハプニングはありました。
ほかの患者さんと揉めてるのもよく見かける笑

その日は受付~お会計まで3時間超えました
夫婦で5万越え。全て自費診療なので高くてびっくり。

現在は体外受精に向けて週2程度通院していますが、
通勤経路途中にあるので仕事終わりに無理なく通えてます。


結局どっちがいいの?

わたしは、最初から不妊専門クリニックに
行けばよかったな~と後悔しています。

同じ検査内容に見えても実は項目が多かったり、
全て数値上で話してくれるので理解しやすく、
不妊のプロ!!!という感じで安心感があります。


基本検査もびっくりするくらい高いけど、
【一般不妊治療助成金】という制度がある自治体も。

基本検査ならだいたい助成金の対象で、
東京都を例に出すと上限50000円出ます。
これについてはまた別エントリーでお話しますね!

子供が欲しいな、検査してみようかなと思う方は
絶対不妊専門クリニックをお勧めします!!!



同じ検査を何度もやるのも面倒だし、
最初から専門医にかかってみて、
特に問題なく妊娠できればそれ以上お金かからない。

わたしは婦人科に行っていた1年弱、
なんだか無駄だったな~という気持ちです。笑

排卵検査薬で排卵日予測してタイミング取ったり
基礎体温に一喜一憂したり、
自然妊娠しないなら全て意味なかったじゃん!
なんて今となっては思ってしまう。

少しでも年齢が若いほうが妊娠しやすいと言われている中、
1年ってとーっても大きい…

ただ「通院する気がなく検査だけ」というのは
断られることがあるようです🤢

一通り検査して今後の方針などを話しながら
後はご自身のタイミングで通院するのが
いいのかなと思います。

万が一何かあるのなら早くわかるほうが絶対にいい。

その先も見据えながら不妊専門クリニックへ
足を運んでみるのはいかがでしょうか。

不妊治療費にさせていただき、不妊治療を幅広く知っていただきたいです!