うつ病日記66

　2021/07/25
　8時に目が覚めた、久し振りに朝ご飯を食べた。
10時頃になってまた眠たくなってしまってお昼まで眠っていた。
お昼ご飯は祖母の家で食べた、魚の揚げ物が美味しかった。
　姉が、うつ病になってしまうのではないかと心配になった。
最近、学業のことが忙しすぎて気を病んでいる。
なぜ、自分がそれを目指しているのか分からなくなるらしい。
初心に戻れば戻るほど、今目指していることが違うのではないかと思うそうだ。
全て辞めて眠りたいとよく言っている。
寝かせてあげたいが、姉のためにならないので出来ない。
最初は少しと言うか大分嫉妬もあった。
それを選べる姉を羨んでいた。
それでも頑張っている、頑張りすぎている姉が心配になる。
見通しが甘いのではないかと考え込んでいた。
確かに、うちはお金が無い。
進学したり県外にでたりするお金をどこから捻出するか考え物だ。
一応、姉に兄を頼ったらどうかと言ったが返事はなかった。
頼りすぎるのも気が引けるのだろう。
お金のことに関して、親に頼れないのはきつい。
身内に借りるにしても、話をするのに体力がいる。
兄にお金を借りている自分もなんだか情けない。
本当に、なんでお金が無いのか。
共働きで働いてもこんなものなのか。
貧しい、この社会が貧しい。
就職しておけばよかったと何度思ったことか。
高校を卒業してすぐにどこかで働いていればよかった。
どうせ奨学金で行くような学校では先がない。
お金が増えるわけではない、減っているのだ。
学生時代に借りたお金で苦しむのだ。
自分も借りた奨学金の返済がまだまだ残っている。
今は働けてもいない自分が本当に情けない。
自分が働いていれば姉の力になれたかも知れない。
前は自分が働いて仕送りをしようと思っていた。
しかし、今ではそんなこと申し出ることが出来ない。
本当に、なんで生きているのだろう。
なんで生まれてきたのだろう。