かわいそうだよね

あたしにしか出来ないことなど何ひとつなかった
からっぽなのは誰でもなく この無様なあたし
かわいそうなのは あの子じゃなく
あぁ あたしだった
(かわいそうだよね/JUJU 歌詞/抜粋)


きっとあたしにしか出来ないことだと
思ってた
きっとあたしにしか出来ないことだと
信じていたかった

あたしの寄り添うチカラが足りなかった
だから
きっとこんな最後なんだと思う…

いつしか あたしがそこにいるのが
「あたりまえ」になっていた
馴れ合いの仲だから平気って思ってたかもしれない

何言っても
何しても強いから大丈夫
そう思われていたのかもしれない

何言っても
何しても離れていかない
って思われていたのかもしれない

周りが思うより全然強くない
強くいられたのは
守るべき君がいたからだよ

守りたかったのは紛れもなく
初めて話す前から知っていた君でした

あたしにしか出来ないことなんてなかったね

きっとあたしにしか出来ないことがあるのなら
今でも君の傍にいれていた
そんな気がした

自分以外の人の想いや気持ちほど
その時その瞬間こその大切な揺るがない
その時だけの限りあるものなのかもしれない

何も出来なかったけど
何もチカラになれなかったけど
ほんの少しでもあなたの中にあたしがいたら
それでイィ…

あたし何かできたかな…

この半年…
何を信じ何にあんなに
必死になって追いかけたんだろう…

今まで絶対に遣わなかった言葉を初めて遣う

あたし かわいそう

あんな最後なのに
まだあなたの傍にいたいと思う
もう叶わないのに

あたし かわいそう

出会った日のあたしがあたしを見て何を思うだろう

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