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ランチで愚痴り倒すために出社していたと気づく在宅勤務2年目

私は完全在宅勤務もかれこれ2年目に突入しましたが、在宅キンマーの皆さま及びそうでない方におかれましても、いかがお過ごしでしょうか。

今週こんな内容を書くつもりはなかったものの、突発性平日在宅勤務生活悲しみ症候群を発症しまして、

今までも長らく在宅で全く問題を感じてなかったのに何故だろうと、

いつもの無駄な分析癖で色々と考えた結果、
悲しみ症候群からあるべきマネージメント像まで飛躍した宇宙規模の壮大な記事を書くはこびとなりました。(嘘

突発性平日在宅勤務生活悲しみ症候群の発症経緯

旦那が駐在先から帰任したことにより、
先日晴れて実家パラサイト在宅キンマーを卒業し、ただの在宅キンマーになったわけだが、

このご時世なので、

共働き在宅勤務の喧嘩原因をつぶすべく、現在、都内からまぁまぁ離れた場所に、お互いのオフィスを確保できるDINKSには広すぎる3LDKを賃貸している。

予想外だったのは、旦那がコロナ無視する系100ぱー出社部署に配属になったこと。

まぁそれはそれで、

1人で家庭内フリーアドレス
(2オフィス縦横無尽使用可能)
×
自由な生活
×
実家時代と比べものにならないほど充実した
素敵カフェでのランチ事情
=うえい

みたいな感じで、

それなりにワクワクな日々を過ごしていた。

ところが先日、

カフェランチ行くぜうぇい』と
前の日、1時まで海外と電話会議をして
グロッキーな中気分転換も兼ねて近くのカフェに入ろうとドアの前に立ったところ、

目の前で
【満席です】
という札を貼られ、
店員さんにニッコリ微笑まれた時に

なんだかわからないが急にポッキリと心が折れたというか、

あれ、
毎日PCの画面ガン見して、
一人でカフェ開拓してニヤニヤして、
一人で朝昼晩食べてニヤニヤして、
(私は海外との仕事メインで夜勤状態なので旦那とほぼ平日会わない)
見ず知らずのサミットとカフェの店員に毎日ニヤニヤして、

何してるんだろう(震え

と、突発性平日在宅勤務生活悲しみ症候群を発症してしまった。

原因分析

・可能性1: 対面で人と会って仕事がしたい

これは違う。
私の在宅キンマー生活はコロナ禍だから始まったわけではなく、だいぶ前から1週間のうちほとんど家で働いていた。

仕事内容的に1ミリも困らないどころか、むしろプレゼンなんかは大助かりで、

1人だろうが100万人だろうが画面に話しかけるという行為は変わらないので全く緊張しないし、精神的に非常に楽。

さらに、自分がやりたい海外の仕事が出来るのも在宅勤務のお陰なのでそれに対しての不満は皆無

・可能性2: 旦那に会いたくて会いたくて震えている

これもない。

旦那には大変申し訳ないが、

もしそうであれば実家パラサイト時代にも発症しているはずなので生活リズムのズレは関連性あるだろうが、root causeではないと思われる。

・可能性3: 1人で朝昼晩無言で食事をしているのが辛い

検討した結果これが原因と踏んでいる。

正確には『1人で食事をしている』という部分ではなく
オフの会話(インフォーマルな会話)をしていない
という点。

ごちゃごちゃ言いつつ、club houseの流行やらの背景でよく言われている結論をなぞるような形になってしまいかたじけないが、やっと実感したのでお付き合いください…

実家パラサイト時代は、少なくとも1日1回は母と食事をしており、

平均的な人間より24時間あたりの発言量の多い母との会話は大半母の発言で私が聞き役であったが、
それでもなんだかんだ色んなオフな会話をし、全部分かってもらえなくても仕事のモヤモヤも含めて吐き出せていたことに気づいた。

これが原因だと考える付加情報として、
悲しみ症候群の症状改善につながった事象が:

・旦那とたまたま30分ほど夜会えた時にお互いの仕事の話をしたこと。

・同僚のイギリス人と『あいつ、なんなん。』という愚痴トークで意気投合したこと。

・同じく同僚のイギリス人の子供がチョコレートベタベタのベーグルを地面にぶちまけて朝からキレてしまった話をきっかけに子持ちインド人と始めた『子供イライラあるある合戦』を観戦出来たこと。

つまり、

ここでタイトルに戻るのだが、

結局在宅勤務で何が圧倒的に失われたかって個人的には、

同期とのランチでこの仕事が大変だとか、
あの人結婚したらしいよとか、
部長最近ハゲてきてね?とか(ハゲてません)、
このお店が美味しいらしいとか、
プライベートどうよとか、

そういう会話で、

これらを目標に日々出社していたと言っても過言ではない。

プロフェッショナリズムとは

はい。急に壮大。

そんなこんなで、
先述のイギリス人とプロジェクトチームのやり方どうよとか愚痴含めて色んなインフォーマルトークをしている時に、

『usagitailとはオープンで正直な雑談が出来るから良いけど、やっぱりプロフェッショナリズムが高すぎるあの人は壁があるからどう思ってるから分からなくて、なかなか愚痴とか本音が言えないわー』と、

言われてちょっと自分の中で分からなくなったことがある。

イギリス人同僚が言うように私は元来、
給湯器前で茶しばいて文句を垂れるような素行不良OLなので、愚痴上等。そう言った話題に比較的ノリノリで参戦してしまうタイプ。

なので、それが分かっているからこそ、
以前の記事で、
EQ(Emotional Intelligence Quotient)
の高い人間になりたいと書いた。

当時組織改変によるクビやら何やらの最中、批判の標的になっても、何が起きても顔色変えずにプロとして立ち回るマネージメント層を見て感動し、

プロとして腹の内をを見せずにぶーたれない、

そんな人にわたしはなりたいと思った。

でも、同僚が言うには、プロすぎて本音の語り合いがないと信頼関係次へのディスカッションが生まれないと。

そう言われると、
優れた人間/マネージャーとは自分が想像していたようなEQが高い鉄壁の守りで神のような存在ではなく、

手の内も上手く見せられるようなインフォーマルトークの魔術師である必要もあるのかもなと。

前言撤回とまではいかないが、ちょっと考え方変えようかなっと思った、

そんな、

突発性平日在宅生活悲しみ症候群になったかいがあった学び多き1週間でした(飛躍





在宅ランチ友達がほしい。。

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