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仕事を取り合う欧米人とオンリーワンなインド人を横目に自分の存在意義などを考える

今週『ナチュラルオーナー

という言葉を人生で初めて知ったのだが、

noteもしくは、
たまにイキって買ってしまった本を
3年に一冊くらい読破するというレベルにしか
活字を読まない私と真逆に、

電子書籍で読んだのに好きな本は紙でも購入して保存、各種ビジネス記事はチェック、な
本の虫&勉強家マイハズバンド
教えてくれた言葉で、

ビジネスにおいて、
誰が持っているのが1番価値を出せて
理に適っているかという考え方だそう。
(多分元ネタ↓)

例えば、
ビッ○○○ラが家電を売ってる隅に
スペースが余ってるからといって適当に開いた
フランス料理店があったとして、

近くにあるフランス料理店の経営者が
「ワタシニ、ソノミセクレ」って言ったら、
ビッ○○○ラvsフランス料理店の経営者、
どっちがその店を持つのに適してるか。

そりゃ、フランス料理店の経営者
ナチュラルオーナーだYO的な。

噛み砕くとそゆことらしい。

ということで本日は色んなことがあって、
これからの世の中、仕事での存在意義とか価値ってどう出したらいいんだろうって、
久しぶりにブルーな気持ちになっている私の
呟きの回になります。

それもあれも君が作ったのか、インド人よ

私が今働いている外資系企業に入社した
数年前(10年未満)は、

手作業はインドに!
みたいなノリで仕事が進んでいたもので、
自分達がめんどくさかったり、やりたくないことはガシガシインドに回していた。

今考えるとひどい話である。

そんなこんなで、月日が流れ、
去年あたりに欧米人中心として、
大幅なクビキリパーリーナイトが開催され、
(日本はやんわり早期退職)

欧米と比べて賃金が安く
能力の高いインド人(+最近はポーランド)
リソースがうつっただけでなく、
欧米系の会社にもかかわらず、
リーダーシップチームにもインド人がかなりの割合を占めるようにもなってきた。

そんな状況下、
プロジェクト上の私のラインレポートとして、
最近インド人ボーイが入ってきてくれたのだが、

権限委譲キャンペーン中の私は
彼の得意分野を活かせる仕事をと試しに、

エクセルのマクロや色んなツールが得意だと
目をキラキラさせて言う彼に
(ビデオオフなので知らないけど)
わたくしの作ったゴミみたいなテンプレート
どうにか色々自動化してと渡してみた。

そしたら
そりゃもう私のエクセルが
いかにゴミof theゴミだったかを
ばっちり証明してくれ、

期待の百億倍のアウトプットを出してくれた。

しかも、
なんでそんなに色々出来るの?って聞いたら、
皮肉にも昔からうちの会社で誰もやりたくない
手作業をぶん投げられ続けていた結果、

彼はGoogle検索やYouTubeで一生懸命検索して、
独学で色々自動化に乗り出したということで。
なんと、掘り下げると今まで我々が社内で作っていたイケてるテンプレやちょっとしたツールが
全て彼のお手製だったと判明したのだ。

今では完全にひっぱりダコとなっていて、
私も早速追加でいくつかお願いをしてしまった。

ちょっと拡大解釈だが、
ある意味これがナチュラルオーナー
仕事が渡っていくってやつなのだろうか。

欧米人中心とした血みどろの覇権争い

一方、2つの事業部の合併関連の
プロジェクトに関わっていると、

誰が何をすべきか的な責任範囲の覇権争い
目撃するわけで、

一応、全く新しいやり方でという建前なのだが、
どうしてもどちらかの事業部のカラーが出てしまい、いずれにしても常に誰かがキレている
みたいな状況になっている。

主に欧米人の職務範囲主張合戦に関しては、
一度ここに書いてから全部消したレベルに
嫌〜な感じで盛り上がってきていて、

そんな中で粛々と
皆のやりたくなかった仕事をやりながら、
オンリーワンとなっていったインド人くん
目の当たりにして、

結局誰でも、どっちでも良い仕事だから、
血みどろの争いになるのかなって思ったりして。

なんだかモヤモヤした気分になるのだ。

これからどうしたらいいのか

私は、よしエクセル得意になろう!
プログラミング出来るようになろう!
オンリーワンを目指そう!
ということを言いたいのではなく、

インド人くんの件は一例であって、

こういったグローバル
自分よりも安くて能力の高い人材
(もしくは製品でも良い)が
入り混じって出て来る世の中で、

果たして自分って何が出来るんだろうっていう
危機感を今改めて猛烈に感じているということ。

答えは正直今のところ明確にはなく。

ないけれど、
自分達が知らず知らずのうちに手渡してしまった領域で引き続き戦うのは困難な話で、
(だって一度渡した手土産返してって言っても、
もう食べちゃったよって感じじゃないですか?)

それとは別次元の全然違うことできっと戦わなければならないのだろうなと感じている。

とか、分かったようなこと言いながら、
本社契約が秋までなので、
次どうしようかとただ不安なだけな私(HAHAHA

今見ているとあるドラマのセリフで、
自分しか出来ないことはほとんどないけど、
あなたで良かったと言われることはできる

と言っていたので、

その言葉を支えに、
少しでもそう思ってもらえるように、
どこにポジションを置くか考えなきゃなと
思う今日この頃なのでした。

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