海外赴任予測の方程式を提案したい
旦那が海外赴任してから別居し、一年半以上。
帯同出来ていないのは私の仕事の関係や、コロナのせいもあるが、
昨年夏から始まった旦那の帰る帰る詐欺による影響も大きい。
「秋に帰るかも」の一言で、
一旦船便を詰めるのを辞め、
「年末までに帰る」の一言で、
私はせっかくゲットした現地採用ポジションを失い、船便の解体を始め、
「3月には帰る」の一言は、
もはや自分の中でなかったことになっている(白目)
(完全に去年夏に行けた...)
いつどこに赴任・帰任になるのか分からない旦那の妻として、
今後一生これに振り回されるのかと思うと、
もやもや腹が立つ時もあるが、そういう職業の人と結婚してしまったので仕方ない。
そして、
このやり場のない怒りを鎮めるべくごちゃごちゃと夜な夜な考えていたら、
ある程度赴任予測が出来れば文句ないのだと気づいたので今日は、
海外赴任予測の方程式
なるもののドラフトをこの場を借りて発表したいと思う。
٩( ᐛ )و
名付けて『今年度赴任可能性スコア』。
こちらは赴任者側の会社が算出する想定で、人事部データをフルに活用させていただくものになっている↓
一つずつ解説をしていくが、
読むのが面倒な方は太字だけご注目を。
1. 対象国海外赴任割合スコア
こちらは、同じ言語を習得している、同等グレードの社員の中で現在どれくらいの割合の海外赴任者がいるかをスコアとしたもの。
例えば、英語を話せる社員のうち0.6 (60%)が海外赴任中、中国語が話せる社員のうち0.2 (20%)が海外赴任中など。
複数言語が話せる場合は以下の例ように各言語で算出したスコアの平均をとる。
つまり、このスコアが大きい=
『あなたが話せる言語から考えて赴任確率はうちの会社的に高いですよ★』的なことを意味する。
例: グレード4だった場合
2. 対象国現赴任者滞在年数スコア
こちらは駐在しそうな対象国に、現在赴任中の人たちが帰国して空き枠が出る可能性をスコア化したもの。
過去の滞在年数実績から考えて今の駐在員は帰りそうなのかそうじゃないのか。
もう結構長く駐在してるの?どうなの?というスコア。
つまり、このスコアが大きい=
『結構みんな駐在期間長くなってるから多分次あなた★』的なことを意味する。
例:
3. 前回赴任からの年数
これはもう単純明快に、
(現在の日付一直近の駐在からの帰国日)
で求める。
つまり、このスコアが大きい=
『最近、赴任してなくない?してみる?★』的なことを意味する。
上記の1-3を足すわけだが、これに掛け算したいのが以下の二つの係数。
・結婚係数
・家購入係数
世の中の人事異動には、
『結婚すると異動する』
『家を買うと異動する』
という謎の暗黙ルールがあるようで、
(まじなんなんこれ)
嘘つけ〜と思っていたが、我が家も例に漏れず結婚して結婚式終わったのを待っていたかのごとく、旦那の赴任が決定したので、これらの係数は考慮した方が良いと思われる。
結婚係数
結婚して3年未満の場合2を代入。その他は1を代入。
家購入係数
家を購入して2年未満の場合1.5を代入。その他は1を代入。
こんな感じで社内で算出した各社員のスコアを集めるときっと正規分布みたいになり、
あなたココ!結構今年度赴任ランキング高いよ!っていうのが相対的に分かっちゃったり、なんかするんじゃないのー
という。
結構今赴任差し迫ってる!とか分かったら、
家族とか心の準備と人生設計がしやすくて、
嬉しいよー
という。
そんな話です。
ここまで書いといて、
じゃあ新規開拓の案件の場合過去データがないしどうするの?とか、
赴任先の言語なんて赴任決まってから学ぶのでは?とか、
セルフツッコミしまくりですが、
温かい心と目で、
ガチな数学的、統計的ツッコミはなしで見てくださいませ。
そして、方程式を完成すべく、さらに考慮すべきファクター案のある方、募集中です。
どうか、世の中の企業様、
『今年度赴任可能性スコア』の採用ご検討ください。
これがあれば、家庭の平穏が保たれ、社員の健康と安全の確保、社会貢献、世界平和に繋がります。
以上。
※参考資料: 駐妻×外資系本社転籍を目論んだ話のまとめ↓
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