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うさぎは爪切りが必要って本当?爪きりに関わる基本知識を大紹介!

うさぎは爪切りが必要って本当?爪きりに関わる基本知識を大紹介!

 

うさぎは人間と同様に爪切りが必要な生き物です。しかし、野生のうさぎは爪切りをせずに暮らしているため、「本当は不要な行為」と考えている飼い主さんも多い様子。

 

というのも、野生のうさぎは日常生活の中で自然に爪が削れていきます。しかし、室内飼いのうさぎの場合は爪が削れる機会がほとんどありません。そのため、飼いうさぎは爪切りが必須といわれているのです。

 

今回の記事では、うさぎの爪切りに関する情報を詳しくまとめていきます。ぜひ最後までご覧くださいね!

 

うさぎの爪

 

 

うさぎの爪は、透明なタイプの爪と、色のついたタイプの爪があります。犬のようなしっかりとした形の爪ですが、硬さや強度は猫に近い爪と例えることができます。

 

というのも、肉球も毛でおおわれているうさぎの場合、爪の重要性は非常に高くなります。方向転換やふんばりの際などは、爪を地面に食い込ませるのが一般的。歩行や移動の要となる身体の大切なパーツといえるでしょう。

 

しかしうさぎは本来、骨が繊細な生き物です。そのため、爪もあまり頑丈ではありません。その結果、爪が伸びすぎてしまったりするとケガに繋がるおそれがあるのです。日頃から手入れが必要であることを、飼い主さんは覚えておくといいでしょう。

 

うさぎの爪が伸びると…

 

うさぎの爪が伸びすぎてしまうと、爪が欠けたり剝がれたりすることがあるでしょう。さらに最悪なケースとして、足のケガや骨折なども可能性のひとつとしてあげられます。

 

また、爪が伸びていたりすると、うさぎの抱っこタイムの際に飼い主さんがケガをしてしまうこともあるでしょう。うさぎのためにも、飼い主さんのためにも爪のケアを怠らないようにしましょう。

 

※爪切りの目安は1〜3ヶ月程度。個体差があるので様子を見ながら判断するのがポイントです。ちなみに筆者は1度だけ、コロナ禍で爪切りができないことがありました。やはり3ヶ月を過ぎると、「むむむむむ…」と感じることが増えたように感じます。

 

おすすめの爪切り方法

 

 

さっそく、爪切りの手段についてご紹介します。

 

爪切りの手段として人気の高い「病院」「ペット施設」「自宅」の3つのメリットとデメリットを説明します。

 

ぜひ、飼っているうさぎの性格や性質に合わせて選んでみてください。

 

【その1】病院での爪切り

 

1つ目は、動物の専門家に爪切りをお願いする方法です。最大のメリットは、安全面。なにかが起こってしまったとしても、迅速に対応してもらえる点が魅力のひとつです。また、うさぎの健康診断を同時に行っている飼い主さんも多い様子。

 

そして、病院における爪切りでのデメリットは、やはり“ストレス”。病院は待ち時間が長くなるケースが多く、うさぎ以外の生き物も訪れる施設です。そのため、病院選びは事前にしっかりと行い、ストレスの軽減に努めるようにしましょう。

 

【その2】ペット施設での爪切り。

 

トリミングサロンやペットショップなどで、爪切りを行うサービスもあります。こちらのメリットは、待ち時間が比較的少ないこと。また、ペットショップの場合、買い物ついでに爪切りが行えるのでとてもお手軽です。

 

デメリットとしてあげるならば、病院のような繊細なケアはできない点といえるでしょう。また、ペットショップの店員さんが爪切りを行う場合は、爪切りに慣れていないケースも。上手な店員さんは上手ですが、そうではない場合もあるため、お気に入りの店員さんを見つけておくのがおすすめです。

 

【その3】自宅での爪切り

 

自分の爪のようにささっと行える自宅での爪切り。移動時間などのストレスがない点が、この方法の最大のメリットです。自宅で爪切りができるようにしておくと、気になったときに爪切りが行えるので、うさぎも飼い主さんもストレスフリーで爪ケアができます。

 

ただ、抱っこができないうさぎの場合、危険性が増すので注意が必要です。また、爪内の血管が見えない生体は難易度が増します。個体差によりますが、そのような点が自宅で行う爪切りのデメリットといえるでしょう。

 

自宅爪切りのコツ

 

自宅で行う爪切りのポイントは下記の通りです。

 

・うさぎ用の爪切りを用意する。

・止血剤を準備する。

・うさぎをしっかり保定する。

・みえる血管よりも長めに爪を切る。

・爪に色がある場合は先端を少し切るだけにする。

・うさぎの様子をみながら行う。

 

抱っこをする際はバスタオルなどを利用するのもおすすめです。

 

無理はしない!

 

 

室内飼いのうさぎとして生きるうえで、必要不可欠な爪切り。しかし、うさぎによってはトラウマになってしまうケースもあるでしょう。そのため、うさぎの様子をみながら無理をしないのが基本です。

 

嫌がられ役といったら申し訳ないのですが、爪切りは外部の人の仕事と割り切ってしまうのもポイント。ただ、まったくストレスに感じないうさぎがいるのも事実なので、あなたの愛うさぎにあった選択をするようにしましょう。

 

安全な足元にしてあげよう!

 

跳んだり駆け回るのが大好きなうさぎたち。だからこそ、安全安心に過ごせるケアを日頃から行うように努めましょう。

 

ぜひ、おじいちゃんおばあちゃんになっても元気に駆け回れるうさぎさんにしてあげてくださいね!

講師:ほしほしこ


息子の幼稚園からわが家にやってきた、ホーランドロップの「うさこ」との出会いで世界が一変!モフモフさが世界一・自己主張の明白さが世界一・かわいさが世界一と、うさこを溺愛する日々を過ごす。のちにうさこは唯一無二の相棒となり、波乱万丈な育児にも協力をする頼もしい存在に。


しかし現在、うさこがお空に帰ってしまったためペットロスと格闘中。うさぎのやさしい世界が広がる『うさぎの杜』で癒されながら、うさことの時間をあたたかい気持ちでふり返っている。

 

 

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