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好きなテレビ番組

「ファミリーヒストリー」という番組がとても好きだ。

毎回とても丁寧に作ってあるように思うし、ゲストの祖先へ尊敬と温かさを持って制作に当たっているのだろうと感じられるから。

それに、時代時代の人々の意識の変化、それによる土地への思いの変化など、同じ日本でも数世代遡るだけで、こんなに違う国のようなことがあるのか、と毎度びっくりできることもたのしい。

NHKならではと思うのは、CMが挟まらないこと。変な引っ張りもなく、字幕もない。静かにテレビ鑑賞がしたい時、この番組はうってつけ。

最近、自分のルーツを知りたいといって、調べることも個人で割と簡単にできるらしい。

聞き伝えによる話だけでしか、知らない先祖の話を裏付けるような調査もできるらしい(この番組みたいに詳しいかどうかは知らない)。

ルーツが気になるお年頃というのもあるらしく、50、60歳を迎える頃、気になってくるんだそうな。

人生100年といわれる長さの半分を生きて、さて、これからどうしようと思うと、私はどこからきたんだべ、って思う(のかな……?)。

私も、いつか自分のルーツが気になる日が来るのかもしれんなあと思うけど、その頃には、祖父母世代は誰もいないということもありえる。いや普通になってる。

現に私には、母方の祖母しか、祖父母世代の存命の人はいない。

時代は移りゆく。数世代といえど、60年、120年前というと、もうすごい昔になってる。写真も残ってないとか、そもそも撮ってないとか。あっても古びてよく分からないとか。

人間の命の短さを思えばいいのか、急激に変化する時代を思えばいいのか。

「ファミリーヒストリー」を見る度に、今の時代を生きることの奇跡のような、不思議さを思う。

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