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穴のあいた靴下の使いみち

穴があいた靴下は掃除のお供か、捨てるしかない。

でも穴があいたとはいえ、普通にまだ元気なところはある。捨てるには忍びなく、掃除もいいけどなぁと常々思っていて、ちょうどいい使いみちを思いついた。

それは、台所である。

私が住んでいるのは、1Kの単身者用マンション。台所はあるけど小さい。実家の台所とは比べ物にならない狭さ。シンクの上に水切りかごを置き、調理台はないに等しいので、シンクに半ばせり出すようにして、まな板をおくしかない。いつも頭の体操をしながら料理をする感じ。だいぶ慣れたけども。1Kの台所にしては、広い方(?)かもしれないけど、あるあるの状態。

さて、穴のあいた靴下のはなし。

もちろんそんな狭い台所なので、(食器を拭く)布巾を干すスペースなんて大層なところはなく、台布巾を干すスペースなど言わんやをや。

紐のついた洗濯バサミを2つつるし、(食器用)布巾を干しているけど、2枚目の台布巾を干すスペースはない。干せなければ、すぐ布巾は腐る。

そこで! 穴のあいた靴下の登場。台布巾になってもらう。

靴下のスペースは小さい。布巾1枚分というか、クリスマスの枕元につるすイメージで、ぺろーんとつるせばOK。靴下は足を収めるものだから、サイズもそう大きくない。台を拭くにも、大きいものより、小回りのきく小ささは美点。そして靴下の性質上、普通の台布巾より、早く乾く気がする。よろしいじゃないか!

もちろん靴下は、洗濯の後、手洗いでしっかり洗い、レンチンをし使う。衛生面も大事。

穴のあいた、もう捨てるだけと思っていたものだから、どんなに掃除に使っても惜しくないし、小回りのきく小ささはここでも大活躍。

台布巾として申し分ない。完璧。

まあ、ね、見た目は、あれだけど。。。

初めて台所に靴下がぶら下がっている様子を見る人は、必ず一瞬固まるけど。恐る恐る「これは、なに?」とも聞かれたこともあるけど。

「サンタを呼んでるのさ!」と答えることにしている。

思わぬところで大活躍。適材適所とは、このことよ! ほほほほ!

台所にぶら下がる靴下を見て思う。

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