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漫漫画と文章、どっちが楽?

昨日の「作りたい女と食べたい女」の記事を書いている時、昔「表現したいものをそのまんま描けないといけないから、漫画の方が文章(小説)より大変だね」という人がいたことを思い出した。

そういうものかな。
と、当時は思った。

漫画で白いご飯を描きますってなったとき、ほわほわした湯気が立ち上る白いご飯が、おいしそうに描けるかどうか。

かなりの画力が必要だろう。
うーん、私は無理かも。

でも、文章(小説)で、おいしいご飯を読者に想像させ、目の前にあるかのような味わいを持たせることは、別の手段かもしれないけど、またまたかなりの筆力が必要だよなぁ。

例えばの話で白いご飯としたけど、白いご飯を知らない日本人は、好き嫌いは別にして少なそうだし、知らない人が少ないもので、本質と全く違うイメージを想起させることは難しい。文章から見えてくるイメージが想像と違えば、それは白いご飯じゃないという人も出てきそう。

ということは、白いご飯は漫画であろうと文章(小説)であろうと、表すのがとても難しいと言えると思う。

漫画も文章(小説)もどっちが楽かなんて比べるのが、アホな話なのだろうと思うけど、愛着のある表現方法の方が大変そうに思えるものなのかもしれない(逆なのかな。。。)。

絵心というか、画力のある人にとっては、絵の方が「描きやす」くて、表現しやすいかもしれないし、極めるとなると、逆もあるだろう。

文章で言葉を並べるということは、絵を描くこととは、違う技術かもしれないけど、同じようにおいしそうに見える、思わせる、イメージさせる力を見た(読んだ)ものに与えるという意味では同じ。

絵は描き手が手を止めた時点で、ある意味完成するけど、文字というものは、読み手(受け取り手)が違えば違う物を連想させる、目に見えない不確かなもので、完壁に完成することがない。

比べることの意味が分からなくなってきた。そもそも意味なんてなかったのかもしれないけど。

それぞれの表現方法で、自分の思うものをえがけたら、それが最高。とても難しいけど。

どっちが楽かなんてことは、ありません。と思う。
変な記事になっちゃった。

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