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美大時代の日記帳

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大学の頃、金沢に住んでいた。たいしたドラマも起きない一人暮らしの日々を詳細に綴った日記をひもとく。
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記事一覧

(美大日記㉕)夜の徘徊/切ない動物

2000年代。まだ新幹線が開通する前ののんびりした石川県金沢市で、美大に通いながら、ひと…

宇佐江みつこ
1か月前
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(美大日記㉔)グッバイ銅版画/放課後の美術室

2000年代。まだ新幹線が開通する前ののんびりした石川県金沢市で、美大に通いながら、ひと…

宇佐江みつこ
4か月前
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(美大日記㉓)狭い街/3度目のスケッチ旅行

2000年代。まだ新幹線が開通する前ののんびりした石川県金沢市で、美大に通いながら、ひと…

宇佐江みつこ
5か月前
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(美大日記㉒)変化の春

2000年代。まだ新幹線が開通する前ののんびりした石川県金沢市で、美大に通いながら、ひと…

宇佐江みつこ
6か月前
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(美大日記㉑)夢の会話、実現!/消えた封筒

(※都合により、先週の予告とは異なる内容の記事となります。) 2000年代。まだ新幹線が…

宇佐江みつこ
8か月前
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(美大日記⑲)ギャラリー探し物語。

2000年代。まだ新幹線が開通する前ののんびりした石川県金沢市で、美大に通いながらひとり…

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(美大日記⑱)在りし日。/どーしよーもないものを好きになっちゃう心理学

2000年代。まだ新幹線が開通する前ののんびりした石川県金沢市で、美大に通いながらひとり暮らししていた日々を綴った『美大時代の日記帳』。 プライバシー配慮のため、登場する人物・建物名や時期等は一部脚色しておりますことをご了承ください。 それでは、開きます。 * 在りし日。美大のころに住んでいた安アパートはかの有名な「兼六園」のすぐそばで、日本三大庭園にも選ばれるほどの名所だが、正直言って、渋すぎてなにが魅力か当時はよくわからなかった。受験生の頃に親と学校見学へ訪れた際

(美大日記⑰)正直すぎるだろ/相棒、死す。

2000年代。まだ新幹線が開通する前ののんびりした石川県金沢市で、美大に通いながらひとり…

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(美大日記⑯)U字溝を探せ!/デッドストック・レトロなお店。

2000年代。まだ新幹線が開通する前ののんびりした石川県金沢市で、美大に通いながらひとり…

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(美大日記⑮)新歓コンパの夜/翌日の七尾。

2000年代。まだ新幹線が開通する前ののんびりした石川県金沢市で、美大に通いながらひとり…

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(美大日記⑭)犀川でお花見コンパ/魅惑の哲学。

2000年代。まだ新幹線が開通する前ののんびりした石川県金沢市で、美大に通いながらひとり…

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(美大日記⑬)最終回専用テープ/他2本

2000年代。まだ新幹線が開通する前だった石川県金沢市で、美大に通いながら、たいしたドラ…

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恐怖のずぶ濡れ合評会ー美大時代の日記帳⑫ー

まだ新幹線が開通する前、駅に自動改札すらなかった頃の地方観光都市・金沢。その小さな街の美…

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思い出の答えあわせ旅2008→2023金沢ー美大日記特別編ー

かつて通っていた美大のキャンパスがこのたび移転するということで、懐かしい旧校舎を見納めに、久しぶりに金沢の街へ帰った。 (今回は『美大時代の日記帳』特別編としてお送りします。) * 「長い……」 名古屋と金沢を結ぶ特急しらさぎ号。学生時代、幾度となく利用した懐かしさにも勝るほど、久しぶりに乗った感想はそれだった。名古屋から東京まで新幹線で1時間半というのに慣れてしまうと、しらさぎの3時間弱という乗車時間はとても長く感じる。トンネルが続くゾーンに入ったので、少し目を閉じ