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カメラ=万年筆、あるいはバット

ご覧いただき、ありがとうございます。
六月も半ばにさしかかっていますが、梅雨入り☂️が遅れるなど、大変な天気です。
どうかご自愛のほどを。
既に公開済みの記事に前置き(説明)を追記します。
記事で体調が悪い悪いと書いていますが、一月頃から不眠の症状が続いて体調不良となったため三月末に精神科にかかり、四月から休職している会社に診断書を提出する都合上、精神疾患系の病名を取り敢えず付けてもらっています。
ただ一口にその病名とは言っても、人によって症状や体質など千差万別なので、病院ではその患者によって「これかな?」と思われる薬で様子を見、良い方向に行っていないようであれば軌道修正する(薬の種類や量など)という手探りのような治療となっていますし、その病名と症状についてはネットにいくらでも情報がありますが、やはり自分の症状とは少し違っていたり、他の病名にも当てはまる症状があったりしてとても複雑になっています。
よって、あまり病名に囚われても意味がありませんので、なるべく意識しないようにしていますが、結局、自分の症状を良くすることが大事ですし、病院以外のことをやるのは自分ですから、今は自分の症状と向き合い、自分にできること(睡眠のための生活改善、食事や運動等による体質改善、認知や行動の改善など)をやるだけなのかなと思っています。
前置きが長くなりました。
以下本文。


私は、自律神経とかホルモンとか脳みそとかそっち系のてんやわんやでずっと体調が悪く、俗世とは異なる時間を生きている浦島状態(但し龍宮なんて無く、ただ真っ暗な海の底だけど……。私の乙姫は今いずこ!?笑)となっているため、最近流行っているものとかよく分かりませんが、このところはアマプラのおすすめに出てくるドラマなどを観れる時に観たりしています。
その中で結構良かったなと思ったものを二つほど。

八月は夜のバッティングセンターで。

物語の舞台は、あること(トラウマ的な)がきっかけでイップスに陥り、部活に行かなくなった野球部の女子高生(関水渚)が、夏休みにバイトをしているバッティングセンター⚾️
そこへ毎日やって来る元プロ野球選手のおっさん(仲村トオル)が、「バットスイングを見れば、その人の悩みが分かる」と豪語し、バッティングセンターへ憂さ晴らしにやって来る悩める女性たちを、何でも野球に例える人生論=野球論(Life is Baseball)で救ってゆき、最終的には野球部の女子高生を救うという、多少強引な気もする話(笑)が展開されます。
でもその野球論(Life is Baseball)のシーンがめっちゃ面白くて、野球の試合が突然始まり、本物の元プロ野球選手たち(レジェンド)が毎回登場するのです。(残念ながら元西武ライオンズの選手は出てこない……)
このドラマは、野球だけに全九回の一話完結ものでパターン化されているから気軽に観れるし、ルールとか野球のことをある程度知っていれば、試合の場面場面での選手の役割などの説明もあるので、話が分かるようになってはいますが、野球の機微とか一球の重みとかレジェンドたちとか、やっぱり色々知っているとより楽しめると思います。(あと野球といえば、全然関係ない話だけど、平野佳寿が先発はあり得ないし、ずんちゃん(平野なずな)の面白さはそれだけじゃない!笑)

カメラ、はじめてもいいですか?

こちらは、あることが理由で家族と距離を置きたくなり、わざと自宅から通えないほど遠くの高校へ進学して、アパートで一人暮らしを始めた女子高生(田牧そら)が主人公の物語です。
幼い頃に経験した家族の問題によって自分に自信が無く、自分のことが好きになれないその子は、クラスメイトともなかなか打ち解けられず、孤独に何も無い日々を過ごしていたのですが、たまたま知り合ったアパートの隣人で年上の女性(手島実優)が写真家だったため、写真を撮ることに興味を持つようになります。
そしてその女性やカメラを通して変わってゆき、その子の持つ本来の純粋さや芯の強さ、素直さや明るさが花開いて、周囲の人たちや家族とも真っ直ぐに向き合えるようになるのですが、ほんとにその子がいい子で健気で、一途に一生懸命に生きている様が伝わってきて泣けました。(一時期の情緒不安定な頃のように号泣はしないけど)

ところで、このドラマのロケ地のいくつかが川崎にありました。
聖地巡礼というものは殆どやったことがないのですが、カメラがテーマのドラマということもあり、昨年の夏、(面白アイドル虎の穴🐯として有名な)一瞬しかないの新体制の始動に合わせ、そのアイドルの輝きの一瞬を綴るために買って、九月から約半年の間に彼女たちを撮り続けた後は眠ったままとなっていた、思い出というインクの染み付いたカメラ(Canon PowerShot G7 X Mark III)を久々に引っ張り出し、たまには風景を撮るのもいいなと思い立ちました。(カメラの素振りというか、一瞬しかないを撮ってきたカメラで風景の一瞬も撮ってみたいなと。ちなみに、その一瞬しかないの写真はこちらにいっぱいありマンス👶🍆)

そこで、体調的に短時間で回れる範囲内とはなりますが、ドラマの中によく出てくる見晴らしの良い高台の場所(閑静な住宅街の片隅にある)はマストとして、あとは元々知っていて行きたいなと思っていた神奈川県立東高根森林公園に目的地を定め、先日カメラを携えて出掛けてきました。
高台のロケ地は、新宿や渋谷のビル群、それに東京スカイツリーや東京タワーまで一望できる絶景スポットで、いい気分転換となり、それと何と言っても大きな公園での森林浴は、自律神経が少し整ったような気がしたので(緑パワーすごい!🌲)、なけなしの気力と体力を振り絞り、思い切って行って良かったなと思います。
ともかくバットは振らないとボールを打てないし、カメラもシャッターを切らないと何も写らないですから。

ということで、体調のこととか、その他諸々のこととか、あまりにも考えすぎたり気にしすぎたりして何もできなくなり、ただ停滞もしくは後退するよりは、先ずはやりたいと思えたこと(散策でも、カメラでも、絵でも、音楽でも、このnoteを使った言語化でも)をやってみて、もちろん当たり損ねたり空振ったり怪我をしたり、うまくいかないことばかりですが、「二ヵ月前より一ヵ月前のほうが調子よかったと思うし、更に一ヵ月前より今のほうがいいかも」といったふうに、点を結んで線にしたら結果的に上向きになっていて、(別に焦るわけではなく)一歩ずつ前に進んでいるという手応えが得られればいいなと思っています。(めっちゃ難しいけど……)
実は、先月上旬に行った夢見ヶ崎動物公園、および中旬頃に行った浮島町公園、そして今回の東高根森林公園と、行くことができた場所がどんどん遠くなっているので、そのうち月にも行けるんじゃないかという気がしています🌙(Don't trust over f…笑)

以下写真📷(鴨が浮かんでいる池の水面を撮ったものが一番のお気に入りカモ🦆)

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