ウサマロ

エンジニアの端くれです

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最近の記事

最近の柑橘類

最近柑橘類の種類が多い。 昔はそんなになかったと思うんだけど。みかん、甘夏、はっさく、オレンジ、レモン、グレープフルーツ、夏みかん、デコポンと書いていて思ったけど意外と多かったな、柑橘類。他にも柚子、カボス、スダチとか。ゆかすってポン酢ありましたよね。あとはライムとか。 仕事帰りにスーパーに行く。果物コーナーは大抵入口近くにあってお店に入るとほのかに甘い匂いがする。 食い意地が張っているので新しい果物を見るとつい買ってしまう。食べ方がよく分からないけど、食べるときに調べれば

    • 春休みの色

      学校が春休みに入ったせいか、電車の雰囲気がだいぶ変わった。部活の試合に行く一団や小学生くらいの親子連れが現れた。普段は私立小学校へ通うとおぼしき制服の子が数名くらいしか子供が乗ってないので、本当に増えたではなく現れた、という感じ。 今日は二組も親子連れがいたな、と思ったあとに学校が春休みに入ったんだと気がついた。 無彩色の人の中に赤や青の原色が浮かび上がる。 働く人々は大抵地味な色。 ある日の帰り、乗換で駅中を歩いていると若い女の子がわんさか現れた。コンサートがあるのだろ

      • 電車の広告

        今年に入ってから出社することが増えた。在宅勤務でできる仕事も多いのだけれど、上長が変わり出社して実験室で作業することが仕事、という人に変わったせいだ。 電車に乗っていて、転職サイトの広告が増えたな、と感じた。○○専門を謳うものが多い。オードリーの二人が自信ありげに笑う写真もよく見るようになった。 私もお世話になったことがあるし、景気はいいのでしょう。 以前はなにの広告があったかな。エステ、英会話、マンション、学習塾、読むだけで驚くほど幸運が舞い込む本、だろうか。数は減ったが

        • 「食いしん坊のお悩み相談」感想

          もしあなたが神奈川県民で、崎陽軒のシウマイを愛しているのであれば、ぜひこの本を読んでほしい。 これはネット上の質問に著者の稲田俊輔氏が回答したものをまとめたものである。 著者の「お客さん物語」を読んで、面白かったので気になっていた。 私は面白いと思った著者がいると続けてその人の本を何冊も読むことが多く、稲田俊輔の名前も本屋に行けば探すことが多かった。そこで見つけたのがこの「食いしん坊のお悩み相談」だった。ただ、ネットでほぼ全部の質問と回答が読めるので、あまり買う気はなかった

        最近の柑橘類

          寒川神社に初詣に行った人の話

          もう十年以上前のことだ。電車に乗った時のことである。読みかけの文庫本を鞄から取り出し、読み始めた時だった。 二十代と思われる二人組の話し声が耳に入ってきた。 「オレさあ、いままで明治神宮とか有名な所ばっかり初詣に行ってたんだけど、そこまで大きくない所も行って見ようと思ってさ、色々調べてみたんだよね」 ほうほう。 「で、寒川神社とか、中堅どころって感じで良さそうだから行ってみたんだよね。」 中堅どころ。 待て。 寒川神社は、相模の国一之宮の由緒ある神社だぞ。創建されて百年そこそ

          寒川神社に初詣に行った人の話

          思いつきで増田に行った話

          数年前秋田県に旅行したことがある。最初は青森に行くつもりだった。以前一緒に仕事をした人達がいたので会いに行こうと思ったのだ。まずその人たちの会社がある八戸でホテルを探したが、全く空きがなく予約が取れない。青森県全体まで範囲を広げて再度探したが、それでも全く空きがなかった。 仕方がないので少し範囲を広げホテルを探すことにした。旅行気分が盛り上がって来て、目的が青森に行くから旅行するに変わってしまったのだ。秋田県の増田でビジネスホテルの予約ができた。 急いで荷造りをしよう。あ

          思いつきで増田に行った話

          よくある話

          先日在宅勤務時にインターホンのチャイムが鳴った。荷物が届く予定はないけどな、と思いつつ出てみると、インターホンの画面にはケミストリーの川端似の作業員っぽい人物が立っている。直接話がしたいと言うけれど、玄関に出るのも面倒なのでインターホン越しに話をすることにした。ちょうど聞いているだけの会議中だったので、多少相手をしても問題はない。 川端似の作業員氏曰く「近所で工事をしている者ですが、お宅の屋根に破損が見えます。このままだと危ないので調べましょうか」 おおこれは有名なあれだ。

          運動会と作文

          アカウントを取ったものの放ったらかしているのもどうよ、と思いはじめたのでとにかく書いてみることにした。 子供の頃は作文が苦手でなかなか文章が書けなかった。大人になった今では理由が分かる。作文の時間は道徳の時間でもあったからだ。運動会は大変だけど楽しくなければならないし、学芸会はみんなで一つのものを作り上げた達成感がなければならない。 私はといえば、「昨日は運動会がありました。とても楽しかったです。」と書いたらもう何も書けない。インドア派の私は全然楽しくなかったからだ。 小

          運動会と作文