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第6回UC編入において何を専攻にするか?メジャーや卒業生の就職先や収入について

こんにちは、ナナです!アメリカ留学でUC(カリフォルニア大学)への編入を考えているコミカレ生や高校生が近年増えているなとよく感じることがあります。
そこでよく聞く悩みの一つが「何を勉強すればいいかわからない」です。
19歳や20歳で人生の方向性を決めるのは大変だと思います。ましてやUCに入りたいことも考えるとメジャーに関して悩みますよね。
今回は「何を勉強するか」を決めるために役立ちそうな情報をピックアップしました!ぜひ最後まで読んでください:)


Point 1 UCのホームページをざっと見る

UC Berkeleyのウェブサイト

大学のメジャーは日本の大学より多いんじゃないかな?と思うくらい多岐に渡っています。Urban Studies(都市計画)やCeltic Studies(キルト学)、Environmental Earth Sciences(環境地球科学)など馴染みのないメジャーもたくさんあります:)
ウェブサイトを見たりして自分の興味のある専攻や惹きつけられる学問を探してみましょう!

Point 2 メジャーごとの就職先、収入について見てみる

私がメジャーを最初に選んだとき、卒業後のことをあまり考えていませんでした。カリフォルニアに行って、アメリカで現地就職したいと考えた時に初めてある事実を知ったのです。アメリカでは会社が業種に合ったメジャーを条件にしていることがとても多いことを、、、
つまりMusicがメジャーの生徒が金融会社に就職するのは難しいということです。
でもどのメジャーがどんな企業に就職してどんなことをするのかって想像しにくいですよね。。。少なくとも私はなかなか具体的に想像できなかったです。
UC Alumni at work のサイトはカリフォルニア大学が出しているもので、各UCの名前とメジャーを入力すると卒後2年、5年、10年の平均給与、中央値が出てきます。

UCSDの場合


またUC Berkeleyのサイトにはメジャーごとの平均収入や就職先、役職、大学院の進路などが載っているサイトがあります。
Where Do Cal Grads Go?というサイトです。

Overviewの隣Employmentは収入や就職先。Continuing Educationは大学院の進学先について
載っています
例:EconomicsにおけるOverviewの欄
Employmentを見ると卒業生の就職先や役職を見ることができます。

Point 3 UC編入におけるメジャーごとの合格率

UC編入の合格率はメジャーごとに異なります。それは”Transfer by Major”というサイトで見ることができます。

右上のCampusという部分をクリックするとUCBだけでなくUCLAやUCSD, UCIのデータも見ることができます。

Applicantsが受験者数、Admitsが合格者数、Enrollsが入学者数です。
Admits GPA rangeは合格者の50パーセントが含まれている範囲です。Enroll GPA rangeも同じです。
Admit Rateが合格率です。Yield Rateは受かった人のうち、何%が入学するかの割合です。つまりYield Rateが高いと辞退する人が少ないので補欠合格が少ないということです。

例 UCLAの場合

Transfer by MajorのUCLA (2022年)データ
同上

UCLAのComputer Science(CS)のように合格率が著しく低いメジャーがあります。CSの場合合格率は4%でAdmit GPA rangeも3.94-4.00とほとんどオールAでないと合格は難しいです。

Point 4 コミカレで取るクラスの量

志望校とメジャーが決まったらコミカレで何のクラスを取らないといけないのかチェックしましょう!
UC編入のために必要なRequirementsはASSISTというサイトで調べられます。
2番目の段にコミカレ、3段目の段にUCの大学名を入力しましょう!その後View Agreementsを押して左側にメジャーを入力しましょう。

ASSIST

Economics Computer ScienceなどはUCBやUCLA、UCIのRequirementsがほとんど同じ場合があります。しかし、Biologyや他のメジャーだと大学によって取らないといけないクラスが全く異なる時があるので要チェックです。特にSTEM(理系)はRequirementsがとても多く編入に3年以上かかる場合があります。

要注意
UC編入、コミカレ卒業には最低60単位が必要になります。編入のためのRequirements以外にIGETCという教養科目も履修しないといけないので注意が必要です!

Point5自分は何が好きなのかを知っておく

どんな職業につきたいか、と考えると難しい気がします。そこで日頃から「自分の好きな物は何か?」について考えてみることをお勧めします。趣味がなくても「空が好き」「車かっこいい」「モネの絵が好き」とかでも良いと思います!そこから自分の将来したいことや道が切り開ける可能性があります⚡️


最後に

UCに編入する過程において一番大切なことは「自分が何を勉強したいか」です🌟
確かにSTEM系、特にCSやEngineeringはアメリカでは就職しやすい&収入が良いと言われています。でも好きなことじゃないと働くのもつらくなるし、大学生活も大変だと思います。それに日本で就職する場合は選考はほとんど関係ないです。
よく「この学問は要らない、こっちの学問の方が優れている」という意見を聞きます。だけど社会に不必要な学問なんて一つも無いし、学問は優劣をつけるものではないです。自分の好きな学問、誇りを持てることを見つけて、アメリカ留学が充実することを願っています☺️

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