うるが京介

僻地の電力会社のIT部門に勤める一般男性。好きなものはSF。なにかにご興味を抱いていた…

うるが京介

僻地の電力会社のIT部門に勤める一般男性。好きなものはSF。なにかにご興味を抱いていただけたら幸いです。

マガジン

  • Book Review

    読書感想文をまとめています。

最近の記事

難しい・・・アジャイル開発

バスでの移動中に気になった話題があったので雑話 どんな話?システム開発の手法のひとつで、ちょっと前から「効率的で/要件変更も楽々で/失敗も少ない 開発手法」らしいと聞いていた「アジャイル開発」のはなし。 そもそも書いているひとは誰?この記事を書いている人はITシステム部門で仕事をしています。 が・・・プログラミングができるわけでもなく、設計書を書くわけでもない、「ユーザー企業の立場でITベンダーにシステム開発を発注する」仕事をしています。 被害妄想かもしれませんが・・・

    • 「方形の円」 ―読書感想文1

      はじめに読書感想文と銘打ちましたが、訳あって、実際はタイトルの小説に関する感想は扱わないことになるとのっけから予想してます。 っというのも、第一感で面白そうと思いタイトル買いした本著の「解説」がわたしの好きな小説家「酉島伝法」さんだったので、この方の話をしようと考えました。 読者として勤勉な態度ではないのかもですが、本著のタイトル(「方形の円 偽説・都市生成論」)からしてわたしの琴線に触れっぱなしで、直感的に”解説でネタバレされても楽しめる本”と予想して、本文の前に「解説

      • 文庫版「三体(Ⅰ)」 ―読書感想文 2

        前回のこと** 前回の投稿はこちらからどうぞ noteへの初投稿として、最近読んだ小説のなかで感銘を受けた文庫版「三体(Ⅰ)」について読書感想文を書きました。 あらためてnoteに書いてみると「あれ?あの人物はどんな役割(/用語/イベント)で登場したんだっけ?」と記憶をたどることになっていいですね! (老後の趣味を見つけたような気がします) 今回のお話 エンタメ小説としての「三体(Ⅰ)」(文庫本の背面紹介文に「エンタメ小説の最高峰」とあったので引用してみましたが、三体って

        • 文庫版「三体(Ⅰ)」 ―読書感想文

          中国SFの隆盛が伝えられて久しいですが、中でも傑作と名高いのがこの「三体」だと思います。っと言いますか、もはや「中国SF」として括ってしまうのも勿体ないっ! 2024年6月現在、文庫版としては「三体Ⅱ 暗黒森林」までが発行されています(読了済みです)が、まずは物語の始まりになる「三体」について感想を残したいと思います。 読了後の第一感久しぶりに「ザ・SF」を読んだな〜という感じです! 10代で初めてグレッグ・イーガンの「ディアスポラ」や「順列都市」を読んだ時のような、「??

        難しい・・・アジャイル開発

        マガジン

        • Book Review
          3本