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じじぃから若者へ8「百聞一見に如かず」

まだまだ暑いが朝晩は涼しくなってきた。もうすぐ異常な夏も終わりやね?じじぃがきみたちと同じ若者と呼ばれていた頃は「体育祭文化祭が終わると冬眠に入る」と学校の先生に言われていたのを思い出すよ。。


今もテレビのニュースはコロナの話をしている。ネットを見ても、電車の中吊りを見ても「コロナ・コロナ・コロナ」


そこで大事なのは、ニュースを呼んでいるアナウンサーも、ネットの記事を書いているライターも、中吊り広告を作っている出版社も編集者も「コロナ患者」ではないということ。

そう!今世の中に流れている情報のほとんど、99%は「当事者以外の人」が推測で垂れ流している情報なんだ。


歴史的、政治的にはプロパガンダなんて英語なのか何語なのか判らん言葉を使ったりするけど、世の中の中枢にいる人や上の世界にいる人たちは、平気で噂話やウソを流すんだ。


「百聞一見に如かず」


じじぃは、早くして両親を亡くしたり、自分がうつになったり、若い頃右往左往して転職を繰り返したりした。

だからこそ気付けた、知り得た経験や体験談は「一見したから」こそ自分のことばで伝えることができる。

でも、みんなが見ているスマホやPC、TVに垂れ流されている情報は、ほとんど誰も経験していない説得力のない情報なんだ。


じゃあ、どうすればいいのか?


「違う視点から考えてみる」


これは難しい言葉、英語でいうと「クリティカルシンキング」というんだけど、ひとつの情報・事象を真逆の視点とか斜めからの視点で見てみると違う真実が見えてきたりするんだ!


でもね?どんだけクリティカル・シンキングを重ねて、いろんな角度から視て思考を重ねてもかなわないことがあるんだ。


「百聞一見に如かず」


実際に経験・体験した奴にはかなわないんだ。説得力が違うから。

逆を言うと、自分を惑わせる情報に出会った時は、胸に手を当てて聞いてみるといいよ。

「この情報は実際に経験・体験した人の情報なのか」

人は誰だって知らない世界、知らない情報に遭遇したらビビるもんなんだ。でもその知らない世界・知らない情報を出してる人も、実は知らずに拡散していると知ったらビビる必要はない。


「百聞一見に如かず」


信じるべきは、「百聞」じゃなくて「一見」だからね!


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