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ダウンタウン

2023/8/1




ビールが無い…!



昨日もずっと探し歩いたが、全く売っていない。
ビンタンビールはビンタン島から名前を取ったわけではないみたいだが、それでもインドネシア国内では一般的に飲まれていると聞いた。

それがビールどころか、酒自体が見当たらない。有るのは水と数種類のジュースのみ。
ちなみにコンビニも無い。

中心部のスーパー


いくらなんでも、そんなはずないだろうとグーグルマップで徒歩圏内にある少し離れたマーケットに向け、外に出る。

あの鉛筆が街の見所の1つらしい

結果的には、そこにも酒は売られていなかった。
諦めて、とりあえず来た道を戻る。

道中の店で購入
ココナッツパウダーを溶かしたジュース

「3,000よ」と言われたが
別の店員が訂正してくれて
2,000 IDR(約19円)
駄菓子の味
小麦粉を揚げてスパイスをまぶした何か
1,000 IDR(約9円)

相変わらず街人からジロジロ見られるのだが、日中の郊外はそこまで高圧的では無い。

『珍しいからつい見てしまう』

そんな感じだ。

まぁ気持ちは正直わかるし、その位なら慣れたものだ。

すれ違う人それぞれに笑顔で挨拶してみる。
反応は様々だ。

笑顔で返してくれる人
じっと見つめ返す人
戸惑う人
「あ?」と不思議そうな顔をする人

この街の楽しみ方は、如何にして街人と打ち解けられるか。
そう思う様にもなってきた。

郊外の住宅街にあるローカル飲食店
女性が切り盛りしてる店は比較的きれいだ
ミーゴレンを注文
盛り付けとボリュームが思った以上に良い

東南アジアは安価といっても量もそれなり
なので実際はそこまで安く感じない事も多いが
ここはコスパが高い

ミネラルウォーター含め合計22,000 IDR(約208円)
ミーゴレンだけだと15,000 IDR(約142円)
なかなか撮れなかった市内中心部
人が少ないタイミングで撮影


このタンジュンピナン市は、ビンタン島のみならず、周辺のリアウ諸島を含めても最大の都市。人口は約19万人といわれている。



それにしては
いくらなんでも寂れ過ぎていないか…?


そう思っていたが、疑問が解決した



ここは市内でも場末のダウンタウン
本当のタンジュンピナン中心地は
ここから徒歩2時間弱の所にあるらしい

ちなみに鉄道は勿論、バスも走っていない

タクシーの客引きには声を掛けられるが
車は全て自家用車
所謂、白タクだ

そんな事は知らず、ただ到着した港に近いという理由で滞在していた。

頻繁に移動を繰り返すので、その街がどういう所なのか、そういった事はいつの間にか下調べをしなくなっていた。

その方が楽しめる事も多い。
必見といわれる名所を見逃したとしても、それはそれで良いのだ。
なるべく偶然を味わいたい。


安全を前提として…。




遠くに島がある。
日中は木々の緑、そして海や空の青に良く映える、黄色いモスクらしき建物が見えた。

フェリーターミナルで聞いてみると、ここから船で行けるという。


それなら行ってみよう
今日はもう遅いから、明日にでも


そう決めて、日没まで付近の海沿いで地元の様子を観察。


その前に夕食
先程と同じ店で

今回の滞在テーマは如何に街人と打ち解けられるか
それには通った方が良いと思った

ナシゴレン
15,000 IDR(約142円)



























気を張っているせいなのか、宿に戻るとグッタリ。
シャワーを浴び、ベッドに潜ると、そのまますぐに寝てしまった。

明日はあの島に行ってみよう。

2023年3月から世界中を旅して周り、その時の出来事や感じた事を極力リアルタイムで綴っています。 なので今後どうなるかは私にもわかりません。 その様子を楽しんで頂けましたら幸いです。 サポートは旅の活動費にありがたく使用させて頂きます。 もし良ければ、宜しくお願いいたします。