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本が読めない人へ

最近自分の周りにもよく本を読めないと言う人がいる。

これはいつも不思議に思うことだが、
読まないではなく、読めないと表現する人がいる。

読めないと言うくらいだから
読まない人と比べると、
読もうとした意思は見える。

故に、とてももったいないな。と思う。
あともう少しで見たことのない知恵や表現に
出会えるところまで来ているのに
そこで回れ右をしてしまうのは本当にもったいない。

だけど、これは自分が思うに
その本が入ってくる心の余裕を作れていないからだと思う。

色んな終わっていない仕事のことや、
返信していない友達からのラインや、
片付いていない部屋のこと、
少し前に来ていた結婚式の招待状などの
忘れてはいないが宙に浮かせているものが多すぎなときほど
自分はこの症状に入ってしまう。

だから、あー本が読めないなーと思うと
身辺整理から始まる。

そして環境を整えてから、読書と言う時間に入る。
そうじゃないと、自分との対話や
美しい表現に気付くことすらできなくなってしまう。

と読めないという人には
そんな話をするようにしている。

たぶん中途半端な状態でしたインプットは、
中途半端なアウトプットしか生まない。

本がやめた方がいいのではなく、
本が読める精神状態である方がいいのではないかなと
この文章を書きながら少し思った。

ほなまた!


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